2013年03月24日

注目したい今後の動き

午前。朝倉市で開催されていた「国際子ども芸術フェスティバル」のワークショップに参加。韓国演劇教育の専門家を招いての「教育演劇」のワークショップ。2時間半ほど楽しく笑い転げたあとで質疑応答でうかがった話によると、韓国では国が選定した学校に演劇ワークショップが導入されており、1学期(2学期制)に30回もの実施ができる場合もあるとか。これだけ回数があれば最初の数回はずっとシアターゲーム的な活動ができるわけで、丁寧な実施を通じて子どもの変容を見ることもできるでしょう。このような取り組みの背景には、日本と同様、いじめの問題などがあってのこと。日本は一時期大きな社会問題になったあと、表面化しづらくなった(陰湿化した?)感がありますが、韓国では演劇による取り組みでどのように推移するのでしょうか。興味深いです。
午後。JR筑後船小屋駅前に4月オープンの九州芸文館、プレイベントに遅れて参加。東京藝大の宮廻正明氏と伊東順二氏によるトーク。藝大の古代壁画を復元する高度な技術を駆使したウォールアートに触らせていただきました。本物がもう1つできた感じ。午前中には子ども対象としたワークショップも実施されたそうです。この新しい文化施設、今後どうなっていくのか、注目です。
  


Posted by アートサポートふくおか at 23:14Comments(0)