2008年02月29日

カタログ制作作業

「アーティスト・カタログ2008」制作作業。2004版から表紙デザインをお願いしているクルールさんに今回も依頼と打合せ。2年に1回お邪魔しているので、4年前にハイハイしていたお嬢ちゃんが「今、保育園に行ってます。シャベリが達者でケンカになるんですよ」とのお話がなんかうれしい。
その足で吉塚小へ。22日の亀井直子さんによる授業の写真をいただく。私が立ち会えなかった6年生の授業の様子もよくわかります。楽しそう。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:48Comments(0)子どもの芸術体験

2008年02月28日

県民文化祭企画委員会

昨日。ふくおか県民文化祭の企画委員会。今年度の県民文化祭の報告と来年度に向けた事業構成の話やテーマについての審議。たしか、私はこの委員をお引き受けして3年。少しずつ空気が変わっていくのを感じます。文化団体の発表の場である文化祭から、文化のまちづくりを意識した事業展開へ。すこーしずつですが、多分シフトしていくのでしょう。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:52Comments(0)文化政策

2008年02月26日

審議会は楽しい

筑紫野市文化振興計画策定審議会、2回目の会議。審議会の進行のあり方を議論したあと、フリートークで市のさまざまな領域の文化に関する現状や課題を語り合っていただきました。豊富な文化資源の存在とそこに関わる人々の多彩な活動が垣間見え、楽しい会議でした。
帰宅すると来月発行する著書の校正がどっさり届いていました。もうすぐ2月が終わります。あれもこれも、仕事は着々と進めているつもりですが、なんかあせるなぁ。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:05Comments(0)文化政策

2008年02月25日

協賛の御願いに

来年度からアートサポートふくおかの役員になっていただきたいTさんのところに御願いに行きました。お仕事の関係で大変お忙しくなりそうな状況だそうですが、なんとかお引き受けくださいました。アートサポートふくおかが活動を始めた最初の段階からご支援、ご利用をいただいて、お住まいの地域で子どもの芸術体験ワークショップなどを実施してくださっている方。企業にお勤めの働きざかりの男性の参画は大変ありがたいです。最近、行政とのおつきあいが多いアートサポートふくおかに新しい局面をもたらしてくださるかも。
Tさんとお会いしたあと、K社に「アーティスト・カタログ2008」制作に関する協賛の御願いに。以前からカタログ制作に関して継続的にご支援いただいていますが、今回はどうかな? 行政の後援があることと、以前に協賛した実績があることで内部でのお話もしやすいと言われました。ただ、協賛依頼が1社だけではちょっと・・・とのこと。他社とご一緒に、という形が望ましいと。わかるんですけどねぇ・・・。  


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2008年02月23日

古賀市文化のまちづくりリーダー会議 好調

古賀市文化のまちづくりリーダー会議。リーダーさんたちが来年度に実施したい企画をまとめつつあります。今日は6件ほどの企画をプレゼンしてもらいました。ここまで来る前に、自主的に集まって話し合ったり、すでに企画実現に向けた活動を始めたグループもあります。まだ、今すぐGO!とはいかないものもありますが、どれも実現可能なものばかり。確実に前進してます。プレゼンすることで、課題だと思っていたことが他のメンバーのひとことで即座に解決したり。いい感じで進んでますよ。すごく楽しいプレゼン大会でした。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:41Comments(0)コーディネーター

2008年02月22日

亀井さんin吉塚小 そしてケンビ。

午前。福岡市立吉塚小学校で声楽家・亀井直子さんの授業。レポートはMLにも流しましたが、同じものをHPにも掲載してます。http://www.as-fuk.com

午後。福岡県立美術館の美術館協議会。これもMLでレポートしましたが、大変クタビレました。あまりの悪条件下での奮闘ぶりに、数少ない学芸員さんたちが疲弊してしまわぬよう、早くなんとかしなくては。最後は思わず「応援するからガンバリましょうよ」的な発言になってしまいましたが、ホント、県立美術館が「美術館」として未来の県民にも大切にされる方向に行くように、みんなで注視しましょう。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:21Comments(0)子どもの芸術体験

2008年02月20日

東アジアの創造都市

午後。(財)福岡市アジア都市研究所のセミナー「東アジアからの挑戦~文化産業と創造都市~」を聴きに行きました。東アジア諸国における創造都市への取り組みについては、あまり具体的な事例などを知る機会がなかったので。中国が日本の漫画・アニメ文化を輸入、産業として国が育成しようとしている様子を産業博覧会の例などで見せていただきました。セミナー参加者がけっこう多いことにオドロキ。「産業」だからかなぁ。無料だからかなぁ。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:05Comments(0)文化政策

2008年02月19日

連日の県ボラ

午前。古賀市社会教育課さんと3月の「文化のまちづくりシンポジウム」の打合せ。場所は昨日に続いて県ボラ(福岡県NPOボランティアセンター)のミーティングテーブルをお借りしました。いつもすみません。
午後。春日で福岡県立美術館『移動美術館展』の締めの実行委員会。事業報告であらためて「いろんなこと」をやったな、としみじみ。一応、これで事業の区切りです。関係者のみなさま、お疲れ様でした。
先日、全国公文協の研修会で説明を聞いてきた文化庁「舞台芸術の魅力発見事業」絡みで、春日にも芸術団体からのお声がけが連続して来ています。予算削減で事業ができなくなっている会館にはありがたいことでしょう。うまく採択されるでしょうか。  


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2008年02月18日

計画→実施

午前。筑紫野市文化振興計画策定審議会の進め方について、副会長さん、事務局と協議。時間が限られたなか、少しでも内容の濃い議論を喚起できるようがんばりましょう。
午後。佐世保市の文化交流課のお2人と面談。佐世保でも文化振興基本計画がつくられていて、来年度以降の計画実施段階をにらんだご相談でした。
いずこの自治体も手探りで進んでいる様子が見えます。そりゃそうでしょう。「文化のまちづくり」の姿は誰もが目に見える形で示されてはいないから。でも今のふんばりが何十年後のまちや人々のあり方に大きく影響するはず。そのためのお手伝いなら厭いませんよ。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:56Comments(0)文化政策

2008年02月17日

7th春日ジュニアドラマセミナー

昨日・今日と春日市ふれあい文化センター「春日ジュニアドラマセミナー」の発表公演「ビリーヴ」。約5ヶ月にわたるセミナーに参加した小4から中2まで17人が参加。いつものように子どもたちとのワークショップ形式でまとめる脚本・演出を担当するのは後藤香さん。「ビリーヴ」は小中学生ならみんな知ってる合唱曲のタイトル。これを子どもに歌われると、弱いです。音楽家と一緒に行う学校の授業をコーディネートするときも、この曲の合唱と楽器演奏のコラボはよくやりますが、毎回うるうるします。情報誌の記事のためにインタビューした中学生女子2名は「ドラセミのすべてが大切な思い出。参加する前と今とでは180度自分は変わった」と口をそろえて言いました。全くタイプの違う2人なんですけどね。そんな体験、私も小中学生のときにしたかった。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:18Comments(0)子どもの芸術体験

2008年02月15日

ネットワーク会議

アートサポーターズネットワークの月イチ例会。私を入れて4人という少数精鋭の集まりになりました。それでもネットワークのHPの話や養成講座のプログラムの話、結構進みました。来年度の講座は5月開講になりそう。早いなー。でも、年度の前半に集中的にやってしまったほうがいいかも。受講する側も、運営する側も、みんな秋以降は忙しいですから。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:47Comments(0)コーディネーター

2008年02月14日

BLUE MAN GROUP

13日夜、六本木のインヴォイス劇場で「BLUE MEN GROUP in TOKYO」を見ました。雑誌などでBLUE MANのパフォーマンスについては読んだことがありますが、いまいち、ナンなのか分かってませんでした。確かにこりゃー、説明しづらい。基本、ロック系パーカッションのパフォーマンスですが、映像や美術や、お笑いやあれやこれやがテンコモリです。かなりおもしろい。私は会場のお客さん観察も楽しみました。900席がほぼいっぱい。老若男女がいますが、やはり若い人が多いようで、その会話は「ヤバイ」を多用。女性はみんな、ゆうこりんかモノマネ中の柳原可奈子みたいなしゃべり方。BLUE MANがステージに登場したとき、男性が大きな声で「あははー。マジ、あおい」と大うけしている、その様子に私はウケました。でも、帰り際、若いカップルが韓国の「NANTA」と比較してBLUE MANのパフォーマンスを語っているのを聴いてちょっと感心。よく見てますねー。先日の森美術館の盛況ぶりといい、やっぱり東京に住んでいると文化体験の量はケタ違いなんでしょうね。はあ。  


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2008年02月14日

直営館と「人」

全国公立文化施設アートマネジメント研修会/舞台芸術フェア・アートマネジメントセミナーに参加してきました。自腹で。13日からホントは明日15日までの日程ですが、スケジュールの都合で14日までの参加。4つのプログラムに参加しましたが、印象に残ったのは「自治体直営による地域文化施設の経営方法~直営館だからできる地域文化の振興とアーツの活性化を検証する~」のプログラム。パネリストが仙南芸術文化センター(えずこホール)の水戸雅彦さんと小出郷文化会館の桜井俊幸さん、コーディネーターが逗子文化プラザホールの間瀬勝一さん。いずれも直営館ですが、開館前から地域住民が文化施設のあり方について自ら研究するなどしており、行政にも文化振興の意義が浸透しているところ。しかもトップの彼らがリーダーシップを発揮して、一般に直営館(行政)のデメリットといわれる単年度会計や人事異動の問題をクリアしてしまっているという驚異的なところです。間瀬さんは、パネリスト2人のことを「デミリットをメリットに変える魔術師」と呼びましたが、まさにそのとおり。でも、その極意は「結局、人の問題」に落ち着いてしまうのは残念です。じゃあ、うちはムリじゃん、と思った参加者も多かったはず。なぜかの地には「人」がいて、わが方には「人」がいないのかを考えないといけません。私はえずこには行ったことがないのですが、小出郷はうかがいました。なぜ、「人」が生まれるのか。この地域は昔から「自分たちのことは自分たちで決める」風土があったそうです。人形劇フェスティバルで有名な長野県飯田市に行ったときも同じことを聴きました。飯田では、行政がいったんやめると宣言したフェスティバルを、市民が「自分たちでやる!」と宣言して継続させています。ここも、公民館が中心になって集落ごとの自治が浸透している土地柄だとのこと。長い長い年月をかけて出てきた「人」なのだろうな、と思います。私は文化施設の活動で「人」づくりに貢献することができる、と思うのですが、これもまた時間がかかることです。少なくとも何十年というスパンが必要で、3年や5年という指定管理者の指定期間では何も変わらないですよね。ああ、長い目で見ることができるのも「人」ですね。堂々巡りか。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:48Comments(0)文化施設

2008年02月11日

コラボ・シアター・フェスティバル

10日。午前中少し時間があったので、六本木ヒルズの森美術館へ。展示室の広さと天井の高さと人の配置の多さと・・・とにかく贅沢なので彼我の差にがっくり。居心地よくしつらえてあるせいか、お客さんが多くて、これも彼我の違いに落ち込みます。いや、いいんですけどね。
午後。NPO法人エイブル・アート・ジャパンが主催し明治安田生命が支援する「エイブルアート・オンステージ」という事業の「コラボ・シアター・フェスティバル」に行きました。「エイブルアート・オンステージ」は障害のある人をはじめとするマイノリティと呼ばれる人々とアーティストが舞台芸術分野でコラボレーションすることで、アートにも社会にもインパクトのある活動とするもの。
(エイブル・アート・ジャパンとエイブルアート・オンステージについて)
http://www.ableart.org/
そのひとつのプログラムである「コラボ・シアター・フェスティバル」は、活動支援を受けた作品から選ばれて東京公演を行うもの。今回は宮崎の劇団こふく劇場がプロデュースする「みやざき◎まあるい劇場」という、障害のある人とない人がワークショップを積み重ねて作品をつくりあげる集団の「隣の町」が演目でした。障害者が障害者の役ではなく、障害のあるなしに関わらない普遍的な役柄を演じており、人が生きることと死ぬことの哀しさ切なさが伝わってくる美しい作品。私は不慮の死を遂げた母のこと、人生がそんな終わり方をするかもしれないのにやっぱり生きていかなくてはいけない人間ってなに? てなことを考えながら見ました。上演後のパネルディスカッションで、こふく劇場の永山智行さんが「障害者は生まれながらにして生きることの不条理を切実に抱えている。だから、その存在感には健常者が拮抗しがたいほどのものがある」とおっしゃっていたのがよくわかります。障害者の芸術活動というと「障害があるのにがんばって、すごい」=感動という図式になりがちですが、すでにそんな段階の話ではない、ということをリクツではなく理解できた作品でした。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:18Comments(0)

2008年02月11日

STスポット横浜

9日。横浜美術館で「シンポジウム アートと学校教育の連携のこれから」に参加。これは、NPO法人STスポット横浜が神奈川県&神奈川県教育委員会との協働で平成16年度から展開している「アートを活用した新しい教育活動の構築事業」の報告と次のステップへの展望の機会として毎年この時期に行われているもの。
(事業について STスポット横浜アート教育事業部のサイト)
http://www16.ocn.ne.jp/~st-art/
(基金について)
http://www.kvsc.pref.kanagawa.jp/kikin/21topkaitei.html
この事業は県の基金によるNPO提案公募型事業として行われてきましたが、すでに4年目。基金からの事業負担金拠出が最大5年までと決まっているため、その後をどうするのかが大きな課題になっています。この点についてはまだメドが立っていないようで、壇上の報告者から県の担当者に向けて「御願いです!」と悲痛な発言も飛び出しました。ただ、県については今後が未定ですが、横浜市との協働が別途始まっています。横浜市と横浜市教育委員会、横浜市芸術文化振興財団とSTスポット横浜が構成する「横浜市芸術文化教育プログラムプラットフォーム準備事務局」というのができているのです。これも横浜市の創造都市への取り組みの一環。
(プラットフォームについて、横浜市市民活力推進局の事業概要に少し載ってます)
http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/joho/center/shisei/2007/207simin.pdf

9日は、アーティストが学校で行ったユニークな授業の報告がなされたのですが、私の関心はもっぱら「システム」。この種の活動を継続的・安定的に進めるためにはどうしたらいいのか、みんな手探り。象徴的だったのは、ステージ上の進行役の方々が学校関係者に「この授業を行った前と後で子どもたちの変化はありましたか?」と手を変え品を変えて質問していたこと。学校関係者からバッチリの答えが出てこないのでこうなるのですが、そー簡単に変わるもんじゃないでしょう。多分そんなことはみんな分かっているのです。それでも何か答えを引き出して、今後につなげたい気持ちの表れなんですね。横浜市のプラットフォーム、推移を注目しましょう。他の地域にも広がってほしい試みです。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:30Comments(0)子どもの芸術体験

2008年02月08日

待ちに待ったお勉強週間

連日、「アーティスト・カタログ2008」編集作業。掲載予定団体への連絡などが一段落。明日からの1週間、お楽しみのお勉強週間。横浜~東京~福岡を行ったり来たりしてセミナー等に参加してきます。楽しみじゃー。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:22Comments(0)

2008年02月04日

「アーティスト・カタログ2008」制作開始

「アーティスト・カタログ2008」制作作業にとりかかりました。後援名義申請と助成金申請を本日一気に郵送、掲載予定者への連絡や原稿依頼のための準備も開始。すでに手慣れた作業とはいえ、けっこうボリュームのある仕事だなぁとヒトゴトのように感心。よーやるわ、私。今回はWEB版も制作予定。4月末発行です。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:05Comments(0)子どもの芸術体験

2008年02月03日

お花のハナック

ゆめアール大橋で人形劇俳優・平常(たいら・じょう)さんの公演を鑑賞。以前から注目していたアーティストで、1度公演を見たいと思っていました。ホントは大人向けのを見たかったのだけれど、今日は子どもを対象とした「お花のハナックの物語」。ダンボールを使った造形が子どもにも大人にも大人気でした。まだお若い平さん、さらに進化を続けるのでしょう。楽しみ。福岡都市圏の公立文化施設の方も見にこられていたし、今後、平さんにお会いする機会は福岡でも増えるかも。次は「毛皮のマリー」を見たいです。  


Posted by アートサポートふくおか at 14:45Comments(0)

2008年02月03日

春日のアートボランティアのみなさん

春日で昨秋開催した県立美術館「移動美術館展」のアートボランティアさんと新年会。せっかくのご縁を今後につなぐために、来年度もご一緒できる機会を考えていることをお話しました。たくさんの方が来てくださって、話も熱心に聞いてくださって、反応上々。皆さん、こういう機会を待っておられた様子。お店のミスでお料理が出るのが遅く、間延びした宴会でしたが、次にお声がけをする前に顔合せの時間をつくったのは正解だったように思います。このカンジで続けていこう!  


Posted by アートサポートふくおか at 00:48Comments(0)アートと地域