2009年10月11日

人財づくり講座第3講

終日、春日。ふれあい文化センターの人財づくり講座第3講。今回は「文化のまちづくり」に取り組む「先輩」の話を聞いてみよう、ということで、春日の「わがまちコンサート」の喜島さん、古賀のNPO法人アートもんの崎山さんをお招きしました。
喜島さんのお話で印象的だったこと。「プレーヤー」「オーディエンス」「プロデューサー」のトライアングルでぐるぐる回るエネルギーを社会に向けて流れをつけるのが「コーディネーター」。自分が楽しい、仲間と楽しむ、というところから社会を望ましい方向に変えていくために(喜島さんの場合は)音楽でできることは・・・と展開していかれた様子がよくわかりました。
崎山さんは、人を巻き込む名人。受講生の言葉ですが、「この人と一緒だったら楽しいかも」と思わせる何かがあるのでしょう。仲間を集めてNPO化していくプロセスも、その後の活動の展開も、行政・企業を巻き込みながら、自分たちのやりたいことを実現していくパワーがすごい! 受講生のみなさんの大いなる刺激になりました。
さあ、次回からはいよいよ受講生の思いをカタチにしていく作業にかかります。どんな「思い」が噴き出すのか、コワイような・・・。
  


Posted by アートサポートふくおか at 21:00Comments(0)コーディネーター

2009年10月09日

譜めくり

午前。宗像市の小学校で芸術体験講座。声楽の廣吉里歌子さんとピアノの夏秋光代さんとご一緒。本日、人生初の譜めくりを体験させていただきました。楽譜、読めないんですけど、夏秋さんの目配せに合わせてめくりました。これも一種の芸術体験?

午後。久留米市の小学校で、久留米市芸術家派遣事業の打合せ。昨年もうかがった学校が演劇の授業をまた希望してくださいました。今日は先生方とだけお会いしましたが、「子どもたちは背が伸びているからビックリされますよ」と言われ、楽しみ倍増。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:23Comments(0)子どもの芸術体験

2009年10月08日

生みの親

午前、春日。
午後、芸術体験講座の打合せで新宮町へ。新宮の学校は邦楽の西流(ウエスト・カレント)さんとご一緒するのですが、打合せは私1人。コミュニティバスに乗って一山越えて学校へ。担任の先生は音楽に造詣が深いようで、ノリもよく、楽しい授業ができそうです。西流さんと先生の共演を提案したら、寝たフリをされました。
この学校の教頭先生は、県教委でお仕事をされていたころに、芸術体験講座を創設された方。おかげさまでもう5年、続いていますよ。生みの親である方のもとで実施できる講座。成果をお見せしたいです。11月下旬なんですが、楽しみです。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:33Comments(0)子どもの芸術体験

2009年10月07日

1度きりの

豊前市の小学校で芸術体験講座。フラメンコのアリアタール企画さんとご一緒。5,6年生ですが、とても素直な子どもたちで、フラメンコの踊りとパーカッションでのリズム体験を楽しみました。校長先生が海外の日本人学校におられたこともおありで、国際理解に関する取り組みにとても熱心な方。毎年、地域と連携してさまざまなゲストを迎え、たくさんの体験の機会を作り出しておられます。すごく恵まれた学校です。

午後は福岡市で来月行う活動の打合せ。6年生の1クラスが荒れているとのこと。太っている子に対するじめもあるようで、胸の痛くなる状況でした。先生方の纏う重い空気もつらいものがあります。授業の内容は演劇。この状況にあって、必要な取り組みではないかと、学校がつくってくださった機会です。でも、1回だけの出会いでなにができるだろうか・・・。

重苦しい気持ちを抱えたまま帰宅。郵便受けにちょっとうれしいものを発見。昨年刊行した拙著『芸術文化がまちをつくる 地域文化政策の担い手たち』の書評が文化経済学会の学会誌に掲載されました。内容を知らないままだったので、今日、初めて読み、温かく書いてくださっていることに感激。今後の励みにいたします。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:55Comments(0)子どもの芸術体験

2009年10月06日

をちこち

福岡市で、子どもの芸術体験サポートシステムに関する研究会。市と財団の担当者、NPO2者による集まりです。市の来年度予算要求に向けて、ご一緒できるかもしれない具体的な事業案について検討。
その後、NPOと企業の連携による芸術体験事業に関するヒアリング。かなり珍しい事例なので、いつかきちんとご紹介できる形になるといいのですが。

帰宅すると国際交流基金から情報誌「をちこち」が届いていました。が、12月号で休刊になるとのお知らせ。がーん。楽しみにしてたのに。

台風が近づいています。明日から学校での打ち合わせと芸術体験講座の本番が目白押しなので、無事に実施できるか心配。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:48Comments(0)

2009年10月05日

お洗濯三昧

お天気はイマイチでしたが、今日しか時間がとれないので毛布のお洗濯を敢行。家族4人分を各1時間、早朝から4時間かけて洗いました。洗濯機さん、ご苦労さまでした。さて、次はひと夏をともに過ごしたタオルケットのお洗濯が控えているのですが、手帳を見ると今月中にできるかどうか・・・。
八女市の小学校で芸術体験講座の打ち合わせ。ゴスペルのF.C.G.Cさんとご一緒。歴史のある学校のようです。古いけれど立派な音響機材があって、でも誰も使い方をご存じない・・・。八女市の学校は標準服という名の制服があります。心なしか先生方の服装もキチっとした感じでした。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:03Comments(0)

2009年10月04日

人財づくり講座第2講

春日で人財づくり講座第2講。本日は私のレクチャー「文化のまちづくり概論」&「文化施設の役割」。大学の授業なら5,6時間かけてしゃべる内容を2時間で駆け抜けました。なので、きっと「わからん・・・」と思われたに違いない、と気遣っていたのですが、受講生の皆さん、すばらしい「共感力」。それぞれご自分の経験に引きつけて、しっかり理解してくださっていました。手ごたえ十分。

夜。大学院でご指導いただいた先生から電話をいただきました。修了後、実践活動の現場を走りまわるばかりで、研究活動の基盤を一向に築けずにいる不肖の弟子を心配されてのお電話。大病をされて現在は療養中のお身体なのに。申し訳ありません。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:39Comments(0)コーディネーター

2009年10月03日

撮影禁止

東京での五輪開催ならず。招致関係者のみなさま、残念でした。でも、南米で初めての開催なら、いいことではないでしょうか。
国内候補地としては福岡も立候補していましたね。五輪開催のためには、文化的なインフラ整備も必須になるので、福岡におけるアートのポテンシャルについてにわかに注目が集まり・・・という流れを期待さらた方もおられたようですが、私は懐疑的でした。大きなイベントにあわせて都市基盤を整備してきた福岡市。もういいんじゃないかと思って。五輪開催に関係する部分に集中的に予算が投下され、そこに直接関わらない市民生活は後回しになるに違いない、とも思いました。もうそういう時代ではないですからね。

本日、大野城まどかぴあで開催された平常(たいら・じょう)「天守物語」を見ました。美しかったです。以前、子ども向け作品は見たことがありましたが、大人向けのものをずっと見たいと思っていたのです。一番見たかった作品が、来年福岡に来るらしい。よしよし。
ちょっと気になったのがお客さん。開演前に舞台装置を写真に撮った方、数名いましたね。装置も撮ってはだめですよ。そして、開演後も、テレビを見ている感覚なのか、隣席と話をする人。博多座にもいますよね。映画館にも。年齢的にはいい大人の方々なんですが・・・。お客さんが役者や作品を育てるものなので、これはなんとかしないと。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:02Comments(0)

2009年10月01日

衣替えするにはまだ暑いですね

はっ。気づけば10月ではないですか。年度が半分終わったんですか? いつのまに。これから2か月くらい、息もつけない怒涛の日々が続きます。

午前、春日。ここしばらくは春日でゆっくり仕事ができる状況ではないので、バタバタとやるべきことをお片付け。合間に今後実施する芸術体験講座の関係で学校やアーティストにお電話攻撃。そしてお昼で早退。すぐに北九州へ向かいました。
北九州は小学校で芸術体験講座の打ち合わせ。今日も九州マリンバトリオの花岡金光さんとご一緒です。この小学校にも立派な楽器がたくさんあって、でも先生方は使い方をご存じなくて・・・という状態。仕方がないことなのでしょうか。

連日、長距離移動が続くせいか、乗物に乗るとすぐに眠ってしまいます。今年はまだ乗り越しはしていませんが、いつだったか、とーいところにある小学校の授業に間に合うよう早朝から家を出たのに、特急の駅を乗り越してしまって遅刻したことがありました。降りる駅の直前まで意識があったのに・・・。早起きが無駄になってすごく悔しい思いをしました。来週は小学校の授業の本番2本に打合せ4本という過密スケジュールなので気をつけなくては。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:34Comments(0)