2008年04月27日

授業で石橋美術館見学

久留米大学の授業で石橋美術館見学を実施。日曜日ではありますが、最終講義の振り替えという形で行いました。美術の授業で絵を見に来たことはある、という学生もいましたが、今回は作品鑑賞が目的ではなく、「石橋美術館が久留米市で果たしている役割」を考えてもらうのが目的です。現在、石橋美術館では「もっと知る、美術」展を開催中。
http://www.ishibashi-museum.gr.jp/exhibitions/index.html
日本の近代絵画の流れを、作家の属していたグループなどの視点から構成して見せる展覧会。今日はボランティアさんによるギャラリートークで白馬会と二科会の紹介をしてもらいました。展覧会の見学のあとは普段入れないバックヤードに入れていただき、収蔵庫、書庫、機会室まで見せてもらいました。美術館といえば、展示されている作品を見るところ、というのがごく素朴な「美術館像」だと思うので、作品の収集・保存、調査・研究という機能もあることがくっきりと理解できる機会になりました。また、石橋文化センターの敷地内に移設されている坂本繁二郎アトリエの見学もさせていただきました。居心地のいいアトリエの中で、その修復費用捻出にまつわる努力についてお話をうかがい、経済学部の学生にも興味深い経験になったと思います。ご対応くださった石橋美術館の後藤課長さんには来月の授業にお招きし、さらに詳しいお話を伺う予定。やっぱり百聞は一見にしかず。行ってよかった現場体験でした。


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Posted by アートサポートふくおか at 22:52│Comments(0)文化施設
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