2010年08月20日

津奈木

当初は、やねだん訪問に合わせて霧島に行こうかと思っていたのですが、日程が変わってしまったので霧島に行くには時間が足りないかも、という状況に。しかも、次女から体調不良を訴えるメールも来たので、早目に福岡へ戻れるよう、20日は朝から熊本方面へ。途中下車して津奈木町に寄りました。以前、熊本県立劇場でお話をうかがってから一度行ってみたいと思っていました。津奈木町は「緑と彫刻のある町」を標榜しているので、美術館だけでなく町のなかに現在15体の彫刻が点在。見て歩く訪問者やガイドをする地元の方々も現れているようです。美術館はちっちゃいけれど心地よい空間。美術館からモノレールで舞鶴城公園にも行けます。公園の展望所は絶景、ですが、その昔、海底から隆起したという重盤岩(ちょうはんがん)のてっぺんにはためく日の丸! この旗を揚げたり下ろしたり、5月には鯉のぼりにしたり、そんな作業はしたくない・・・けど、町役場の方がされているそうです。大変だ。
ここでも、何か視察で来られていると思われる方々とモノレールをご一緒させていただきました。「ついで」の恩恵に浴する旅でした。  


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2010年08月20日

迎賓館

昨日・今日と鹿児島~熊本。主な目的は鹿児島県鹿屋市の「やねだん」訪問。「行政に頼らない地域再生」で有名なあの「やねだん」。自主財源を蓄え、集落が必要とする公共サービスを自力で創りだしてしまうところです。集落のリーダー・町内会長の豊重哲郎氏に「お会いしたい」と連絡すると、他団体の研修に一部参加するようご指示をいただいたので、指定の日時に公民館へ・・・行くはずが、交通機関のトラブルで30分ほど遅れてしまいました。福岡から鹿児島中央まで特急&九州新幹線、そのあとバス⇒船⇒バスと乗り継いで、最後はタクシーしか交通機関がないところ。途中のバスが車両の不調で動かなくなるという珍しい経験をしました。
やねだんでは、山口県阿武町の自治会長さんたちの研修にちょこっと参加させていただきました。テレビで紹介されたやねだんの取り組みをビデオ鑑賞したあと、地域おこしに関する豊重会長の経験談をうかがい、「迎賓館」で活動中のアーティストの紹介などもありました。その後、「迎賓館」のアーティストのひとり・写真家のかわのさんによる記念撮影(1枚800円で販売)、土着菌センター、ギャラリーやねだん、「迎賓館」などの見学と続いて、全部で3時間ほど、やねだんの空気を吸ってきました。アーティストの作品の福袋、絵葉書など、販売品を充実させて、アーティストの生活が成り立つように工夫されていました。今日は午後からの研修だったので、私は「体験」していませんが、お昼には地元の食材で昼食を出されるハズ。名産品のいも焼酎や土着菌の販売もあり、すべて集落の財源になっていくのですね。
阿武町の方々は1泊の研修。途中からいつのまにか混じっている私をフツーに受け入れてくださり、記念写真の撮影もなぜか真ん中に座らせていただきました。集落を見て回るバスにもちゃっかり同乗。ホントにありがとうございました。夕方になり、宿泊所に向かう阿武町の方々にお礼とお別れを言うと、「おねえさん、ここまでなの?」「残念だなぁ」「おねえさん、アナウンサー? 美人だねぇ」。うひひ うひひ うひひ。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:17Comments(0)アートと地域