2013年03月28日

数字とエピソード

午前。某市文化振興審議会。文化振興基本計画の策定作業中ですが、事務局のとりまとめ作業がはなはだ心もとなく。それでもこれは事務局のやるべき業務だと自分に言い聞かせてあえて手出しをせずにいましたが、自分がまとめたわけでもない案をなぜか会議の席上、説明している私。説明までするのなら(こんなアラだらけのものじゃなく)責任編集でつくった案を出したかったわぁ。でも、そこまでするのはやっぱりおかしいよなぁ。ずっと自問しながら来ましたが、本日、骨子まで作ったところで「あとは事務局で」と引き取られました。文章化は事務局が1か月くらいの期間でやってのけるそうです。本来、事務局がやるべき仕事なんですが、骨子が骨抜きになって「子」になることも目に見えているので歯がゆい気持ちも消えず。

午後。「就労自立支援への舞台芸術からのアプローチ事業報告会」に、芸術文化系ワークショップが社会のさまざまな面で広がっていることやその意義などに関する小報告者として登壇。同事業は、NPO法人アートマネジメントセンター福岡さんが福岡市就労自立支援センターの協力を得て、地元演劇人と2年にわたって実施してきたもの。その成果を報告する機会です。ネット上のとある映像をお見せしたくてWiMAX搭載のPCを持参したのですが、Windowsは何かあったんでしょうか、なかなか起動せず。やっと立ち上がったと思ったら、肝心のサイトがリンク切れ。探すのに苦労してヘンな汗をかきました。結局、時間がおしてしまったので映像はカット。ああ残念。報告会は主催者(プロデューサー)、ファシリテーター、センター長から事業の枠組み、実際のプログラム、参加者のアンケート結果などが伝えられました。成果をどのようにアピールするのか。この点が難しいのはアートプロジェクト全般にいえることですが、難しいからと後回しにしていると結局イタイ目にあうので、真剣に取り組まないといけません。何を持って成果とするのか、どのように測定するのか、について、参加者の皆さんにもグループディスカッションをしていただきました。「数字が大事」と「エピソードを積み重ねればいいのでは」の意見が半々。「ドキュメンタリー映像をつくっては」という意見も出ました(センターの性格から難しい面がありますが)。さて、実際のところ、どうしましょう。



Posted by アートサポートふくおか at 00:20│Comments(0)
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