古賀弥生のアートマネジメントな日々

昨日。駅で切符を買っていたら金髪少年から「280円持ってないスか」と声をかけられました。とっさに「寸借詐欺？」と思ってしまったので「ないスよ」と答えましたが、「財布わすれて・・・」とぼんやりつぶやくので、ホントに困っているのなら知らん顔もできないと思い、「財布取りに帰ったら？」と言ってみたところ「家、遠いんで」。じゃあ、財布なしでここまでどうやって来たんじゃい？とツッコミたいのをこらえ、「交番で相談してごらん」と、すぐ近くのコーバンの場所を教えておきました。寒空の下、何をしているのやら。
ちょっと不審な金髪少年を置いて、佐賀へ。12日に登壇させていただくシンポジウムの打合せ。佐賀市で演劇のチカラが拡大する契機になるかも。期待大です。その足で長崎へ。福岡～長崎の高速バスは一部通行止めのため運休していたので佐賀経由になったのは好都合でした。
今日。後期最後の授業2コマと面談1名。企画実務論は全体のまとめと発想力ワークショップ。楽しみました。アートマネジメント論は課題レポートの提出日。架空のオーケストラに対する市の補助金支出の是非を論じる、という少し難しげなテーマでしたが、ここ数回の授業で考えるヒントは提示していたので、全員、よく書いてくれていました。授業全体の感想も「これまでの関心事からアートマネジメントや地域課題に気持ちが向くようになった」と書いてくれている子もいて感激。
面談を済ませたあと、超特急で成績評定などを済ませ、ぐわしっと成績表を提出し、走って駅へ。夜は中間市での協働力向上セミナー講師業。お集まりの皆さんはなにがしかのボランティア活動やNPOに関わっておられるアクティブな大人の方々。行政とNPO、双方での経験を踏まえた協働に関わるヒントと事業提案の技術に関するレクチャーをさせていただきました。お役に立ったかしらん？