2007年12月23日

博多座・文楽

久しぶりの博多座。文楽の公演(昼の部)です。博多座ができた当初は「歌舞伎が来るときは毎回行こっ!」と思っていたのに、今じゃ時間もお金もありゃしない。
場内はやっぱり中高年が多いようでしたが、若い人と外国の方もチラホラ。私の左隣には50代と思われる女性が2人。開演前、「プログラムは買わんでいいよね。わからんやったら寝とけばいいたい」と出演者名、演目だけは書いてあるチラシを熟読。その後は7人目の孫が生まれた友人の話に、着物姿でやってきた他のお客さんの帯の品定めが錯綜する会話が展開されていました。最初のプログラムは文楽の見所解説で、実にわかりやすくお話してくださいましたが、実際の演目が始まると、浄瑠璃の語りのニホンゴが難しく、「なんていいようかわからんね」の声がどこからか。隣の女性たちは決して寝たりはしていませんでしたが、休憩時間には「あの、ゴンゾウさん(注:そんな名前の人は出てきません)がお父さん? お母さんは何で刀をつき返したと? これじゃないって?」と、解けないストーリーを一生懸命追っておられました。きっと、昔の芝居小屋もこんなカンジだったんじゃないかと思うのです。語りの言い回しがスッキリわかる庶民がどれだけいたか、わかりませんもん。わからないなりになんとなく楽しまれたらしく、2月の歌舞伎公演のときもまた来ようと話しながら帰っていかれました。
私はといえば、ストーリーは大体理解できて見ていたのですが、ちょっと寝ました。すいません。最初の演目で吉田蓑助(「みの」はタケカンムリなんだけど出ない)さんのお元気な姿を見られたので満足。実は蓑助ファンです。「吉田蓑助写真集」買ってしまいました。ぐふ。


Posted by アートサポートふくおか at 21:29│Comments(0)
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