2010年10月30日

居場所

前売り券を買っていたけれど、このままでは見る機会を逸してしまいそうなのでちょっと無理をしてシネマ歌舞伎を見に中洲へ。歌舞伎の役者さんたちがクドカンの作品で上手にはしゃいでいる、私は物足りないけど楽しいことは楽しい作品でした。以前見たシネマ歌舞伎が心配になるほどお客が少なかったのに比べると、だいぶマシになった感じ。
その足で六本松へ向かい「子どもの時間」経験者の方のインタビュー、6人目。大学を卒業して間もない男性。ご自身が受けた影響は意識に上らないようですが、スタッフとして作品づくりに関わった経験からは子どもの変容を感動を持って受け止めたことがうかがえました。ずいぶん小さい頃から表現活動を体験し、スタッフ側も経験した稀有な方なのに、就職活動ではアピールできないとか。なぜなんでしょうね。ご自分の道を見つけるのに少し時間がかかりそうなご様子。まあ、30代も後半になって自分が立っている場所が「違う」と気付いた私みたいなのもいるんだから、彼もどこかで居場所を見つけてくれるでしょう。そうであってほしいと願っています。



Posted by アートサポートふくおか at 22:43│Comments(0)
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