2010年04月20日

障がい者のアート活動

午前、春日へ引き継ぎに。一緒に作業しながらでないと引き継げない、情報誌の送付準備をガガガと片付けて帰宅。
午後は明日・あさっての授業の準備をしたあと、父のところに寄って、アートサポートふくおかの新役員に就任予定の方にご説明とお願い。夜は福岡市の共働提案事業の説明会へ。今日は制度の概要と市から出されている2つのテーマについての説明。「障がい者のアート活動」の支援というテーマがあったので、応募する気はないのだけれど話を聞きに行きました。求められているのは障がい者によるアート作品の販路拡大がメインの模様・・・。やっぱり引っかかるところがあります。そもそも評価の定まっていないアーティストの作品を販売するのは大変なこと。それが「障がい者」の作品だからとウリになるということがあるのなら、何かおかしくないか? そうではなくて、アート作品としての質で勝負するなら「障がい者のアート」と言わず、「アート作品の販路拡大」がテーマなのでは? しかし、このテーマを提示したのは障がい者行政の担当課。つまり、障がい者の自立支援の一環なのですね。しかし、障がい者のなかのどれほどの割合の方がアーティストなんでしょう? 経済的自立支援ならアートじゃないとこから取り組んだほうがよくない?・・・などと考えていたら眠くなったので、説明が終わったところで退室。それにしても、「障がい者のアート活動」と「地域猫」(捨て猫を地域で管理・お世話する活動のようです)の2つのテーマなのに集まった(おそらく)NPO関係者の数の多いこと! みんな共働(福岡市は「協働」をこのように表記します)したいのか?



Posted by アートサポートふくおか at 22:05│Comments(0)
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