2015年03月27日

接点

午前。早起きして佐世保行。佐世保市文化振興委員会。計画に基づき具体的な事業の取り組みが進んでいるものの、見直しの時期。これまで積み上げたものを生かしつつ、新たな展開をどう切り開けるのか。地方都市の場合、まだまだ基礎固めが必要なので、もどかしい気もしますが、時間をかけないと。
午後。大学の学生と会って個別指導。その足で福岡に戻り、夕刻、シンポジウム「公共劇場と地域の芸術団体」へ。芸術文化の「公共性」が求められるなか、創作活動を担う芸術団体側には「活用」されることへの違和感が募る人もおられるだろうと思います。命がけで創作する方たちと劇場の「公共性」との接点を作るのは劇場側の役割だと思いますが、さて、どんな接点が考えられるのか。団体側はどう受け止めるべきなのか。いわゆる「劇場」がない福岡市ですが、「財団」が劇場同様の仕事をしている側面もあるわけで、福岡の芸術団体とはどんな接点を持ってきたのだろう? そしてこれから持つようになるのだろう? 文化政策を担当する市職員も財団職員も全員聞いていただきたいテーマでしたが、あんまりお見かけしなかったような・・・。



Posted by アートサポートふくおか at 00:24│Comments(0)
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