2012年07月06日

あの日から何も変わらない

終日、自宅作業。授業の準備と明日の「芸術文化のまちづくりゼミ」、今後の講演の用意など。

今年の夏は芸術文化による被災地支援のあり方を考える時間をつくりたいと思っています。福岡県西方沖地震の際、玄界島支援の経験から、支援活動が被災地の方を戸惑わせることもあると思っているので、遠く離れた福岡の地から息長くできることを模索したいのです。被災地で生きる方々、被災地から離れ福岡に転居せざるをえなかった方々、それぞれに対して何ができるのか。まずは状況を把握したいと動き始めました。9月には現地にも行く予定です。その折にお訪ねしたい方に連絡をとったら「ここはあの日から何も変わっていない」と言われていました。支援の申し出はありとあらゆるところからたくさん届いているが、一方で一番大切な現地の復興については話し合いすら進んでいない、と。ここでの「支援」とは・・・?  


Posted by アートサポートふくおか at 22:52Comments(0)