2019年08月17日

生きづらいのは誰?

飛行機飛びました to 川崎 via 羽田。ブリティッシュカウンシル&川崎市主催のフォーラム「孤立や生きづらさへのアプローチ:日本と英国の文化芸術の実践から」で勉強してきました。
うわ。と思ったこといくつか。
・川崎市の「かわさきパラムーブメント」の取り組み。オリパラに向けてこんなにちゃんと取り組む都市があったのね。聞いてますか、F岡市。9つのレガシーの5番目に「誰もが文化芸術に親しんでいるまち」って推進ビジョンに書いてあるのですよ。
・開演前、私の後方席の男性2人が「生きづらさってなんだろか」という話をしきりにしていました。「あんなことも、こんなことも、俺だって経験してるよ」。英国からのゲスト、ウィズ・ワン・ボイスの方が会場に「(疎外感などいくつかを例示したうえで)生きづらさを感じたことがある人?」と尋ねると、ほとんどの人が挙手。そう、「生きづらさを抱えた人」って、障害者や生活困窮者のことではなく、私やあなたのことですよ。
・英国・マンチェスターではホームレス憲章が策定され、アートの活用も導入されているとか。文化政策の範疇、ではないのですね。個人的にはこの件にもっとも興味があって参加しました。やっぱりキーパーソンがいるんだな。でも、英国でウィズ・ワン・ボイスがホームレスとのアート活動に取り組んでいてアドボカシー活動も展開しているからキーパーソンを引き付ける面もあるのでせうね。

詳しいことは協力会員様へ、ニューズレターでレポートします~




Posted by アートサポートふくおか at 00:03│Comments(0)
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