ちいさい人たち

アートサポートふくおか

2012年09月30日 00:03

NPO法人子ども文化コミュニティ&福岡市主催「はじめての芸術との出会い」事業のお手伝いと記録活動のため、朝から九産大へ。ステキな九産大キャンパスが背景に見えるガラス張りのホールを会場に、スタジオ・イブさん「ストリングラフィ」の公演。昨年も同時期に同じ会場で公演が行われたのを懐かしく思い返し、九産大の学生さんたちが見事なポスターをさくさく制作するのをうらやましく眺めながら、0~5歳の乳幼児のお客様をお出迎え。

公演中は進行状況と子ども&親&親子の反応を観察してガツガツとメモ。昨年は余裕がなかったのですが、今回は時間をはかりながら見ることができました。するとトークも演奏も、長くても2分程度になっていることや、クラシックと童謡など耳なじみの曲との配列、手拍子やクイズなど参加型の内容と鑑賞の組合せなどが念入りに考えられていることをあらためて発見しました。なるほどー。小さな子どもが公演中に集中していない様子になって歩き回ったり泣いてしまったりしても、決して聴いていないわけではなく、親の反応やアーティストの動き、周りの子どもの様子も敏感に感じとりながら過ごしていることが観察できました。

今回は公演後にアーティスト、参加者、スタッフを交えてランチ交流が行われ、私も1歳の赤ちゃんのお隣に座って、お母さんがご飯を食べられるよう、赤ちゃんのお相手をさせてもらいました。かわゆし。
ランチ交流の後は、アーティストを囲んでの振り返り。そして会場の撤収をお手伝いして帰宅。

思ったより早く戻れたので、余韻が冷めないうちにメモをもとにした記録作成と、「はじめて~」事業に関連した論文の仕上げ作業。調子に乗ってもう1本の原稿も仕上げようかと思いましたが、もう日付が変わるので、ちょっと置いときます。夜中に小人さんが書き進めてくれることをちょびっと期待しながら。