企業と社会
午前。今週金曜日の古賀市での会議を前に事務局と打合せ。
午後。久留米大の授業。CSRとメセナ。毎年のことながらこのテーマは(経済学部の)学生の食いつきが極めてヨイです。私語もないし、小レポートもいつもより時間をかけて真剣に書いていました。書かれた内容もこれまでになく充実していて、なんだ、書けるんじゃないの! CSRもメセナも言葉自体初めて聞いた、という学生が多いのですが、5,6年前に比べると考え方自体はすんなり理解できるようになった気がします。以前は時間をかけて説明してもなお「企業が利益に関係ないことでお金を使うのはおかしい」と譲らない子もいました。文化や芸術ではなくて「環境」ならすんなり理解できるんでしょうね。今年は震災後の企業による義援金供出や諸々の支援活動のインパクトもあり、企業の社会的なふるまいに関する感度が高いように思いました。