仕切り直し
そして横浜。「芸術文化と教育をつなぐコーディネーター全国会議」。
ことの発端は、事業仕分けに怒り狂った私が、子どもの芸術体験の評価に関わるアクションを現場のコーディネーターが起こすべきではないかと考え、全国で活動するコーディネーター仲間に声をかけたこと。趣旨は、学校へのアーティスト派遣事業の意義を端的に示す数値や定性評価に一緒に取り組みませんか? ということだったのですが、今回の集まりは、文部科学省の新規事業「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験事業」について、文科省の担当者の方からご説明いただき、コーディネーターたちと意見交換を行うというテーマ&内容で開催されました。
この事業への関心は高く、それだけにもっと使い勝手のいい制度にしてほしい、という意見がたくさん出て、意義のある集まりでした。ただし、「評価」に関しては想像通り、それぞれの思いが重なり合う部分はあるものの、考え方の違いが大きいことも確認できたので、「みんなで取り組みましょう」というより、「私はこんなことを考えたんだけど、どう思う?」とアドバイスをもらうほうが得策だな、と思いました。自分なりに取り組めることを、仕切り直して考えてみます。
「児童生徒のコミュニケーション能力の・・・」について↓
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/commu/1289958.htm
応募の締め切りは3月5日(金)ですが、要項には間に合わない場合はご相談ください、と書いてあります。また、当初の募集で予算に余裕がある場合は追加募集の可能性があることも記載されています。