2020年03月15日

新しいコト

ホントはリアルなイベントとして本日実施されるはずだった、サザンクス筑後主催「震災と文化」。時節柄、延期になりましたが、ゲストとして来福されるはずだったThe First Action Project(TFAP) のみなさんが主催となって、福岡市内に集まりインターネット配信で「災害続きの日本で、今、アートを話してみる」が開催されました。お手伝いするはずだった私もお呼ばれして某所にジョイント。出演させていただきました。
参加各位がこれまでに被災地支援関連でやってきたことをちょこっとずつ語るところから始まり、TFAPのこれからやろうとしていること、演劇の力ってなんだろ?といった話が前半。後半は昨今の新型肺炎の影響や今後どうなるんだろうね、という展開。正直、とても難しいテーマですし、開始直前の短い打合せでは本番の進行についてイメージが共有されたようには思われず、だいじょぶかーな幕開けでしたが、この集まりはとっても楽しかったです…不謹慎だろか? いや、でも、参加メンバーはみんな前向きだったし、司会進行を意識しなくても、ちゃんとパスを回せる演劇人ならではの力が発揮されていたのもうれしかったし。取材に来られていた記者さんたちがすごく楽しそうに笑ってたのもよかった。今の状況は震災とはまた異なる深刻さがありますが、集まることができないからこそテクノロジーによる新たな形態の表現が生まれること、それでもライブの強さや価値が信じられることなども話題にのぼり、明るく力強いものを受け取ることができました。いくつもの予定が吹っ飛んでしまい、ちょっと空白な気持ちになっていたけれど、こういうときこそ次の展開に備えることにエネルギーを投入しないと。さしあたり、新しいモノやコトに強いオトモダチを見つけなくては。



Posted by アートサポートふくおか at 22:32│Comments(0)
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