2016年02月14日

止めない

昨日、今日と世界劇場会議国際フォーラム@可児。私はパネリストとしての登壇でした。「劇場は社会に何ができるか、社会は劇場に何を求めているか」というテーマで、主として社会包摂に関わる話題が展開されました。英国の劇場、芸術団体関係者も参加、そして劇場関係者が集まる場に厚労省の方が登壇してくださった画期的な催しでした。私は高齢者施設での芸術体験や、ホームレスの方の演劇ワークショップに関わる検証に携わる立場から参加。指定管理者制度の導入等を背景に予算削減、人員不足と疲弊している現場の方に、新たな取り組みとして社会包摂を説く、やや酷とも思える状況ですから、劇場だけで仕事を抱え込むことなくNPO等との連携が必須となるのですが、地域に「ちょうどいい」NPOがあるのか、あっても足して2以上になる連携が可能なのか、難しいことだらけだと思います。ご参加された全国の劇場関係者の方々は何を持ち帰られたでしょうか・・・。
終了後、英国からのパネリストの楽屋にあいさつに行ったら、おひとりの方が青く澄んだ瞳でまっすぐ私の眼を見て、評価の努力をあきらめず続けるように、と言ってくださいました。英国にあっても、活動成果を統計データ等で示しても予算が削減されるというのが実情だそうですが、それでも評価は重要、ということを伝えてくださったのでしょう。はい、拙い研究者ですが、歩みは止めませんので。



Posted by アートサポートふくおか at 00:06│Comments(0)
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