2012年01月09日

七回忌

母の七回忌。父は施設のお世話になっているので仕切りは姉、私はサポート役。日ごろから、法事は亡くなった人のためというより、残された人のためにやるものだと思っています。特に高齢のおじ・おばが「つつがなく供養した」と思ってくれることが最も大切なことだと考えて努めました。
そんなわけで母のことを思い出して感傷的になるより段取りが気になる私。お寺のご本尊にお供えするお菓子と果物を用意しましたが、あ、果物を盛る高杯は2つ使うの? 1個だと思って量を考えていたのに2つに分けたらみすぼらしくなる~。お菓子はせっかく色味のいい取り合わせを選んだのに、ああいう置き方だと参列者からは見えないよ~。ご本尊にお供えしたんだから別にいいのか? お数珠の持ち方は年長者のまねをすべきか、お坊様と同じにすべきか・・・などと考えてお経に集中できない私の前で、長女はお焼香のときに礼だけして手を合わせるのを忘れるという、もはや何をしにお寺に来たのかもわからぬ体たらく。まあ、母は許してくれるでしょう。
三回忌のときの経験をすっかり忘れたためにもろもろの失敗があり、ああ記録写真・ビデオを撮っておきたいと思う場面が多々。いやいや、ワークショップやってるんじゃないんだから、記録係になってどうする。次は十三回忌。また忘れるんだろうな。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:23Comments(0)