2010年01月16日

久留米市文化芸術コーディネーター養成講座②

久留米市の文化芸術コーディネーター養成講座第2講。
その前に、先日の「肝高の阿麻和利」のDVDを鑑賞。教材に使わせていただきたいので、どんな使い方ができるか確認を・・・と思いつつ見たのですが、また感動して泣きながら久留米へ。

第2講は、「つなぎ手」の実際の活動の様子を知ることがテーマ。石橋美術館のサポートボランティアさんの活動を見せていただき、担当学芸員さんやボランティアさんたちにお話をうかがいました。昨年度、新規募集をされ、新メンバーでのスタートを切った今年、それまでよりもさらに自主的な活動に移行していただくべく、美術館とボランティア、そしてボランティア同士の連絡調整もボランティアが担当する体制になっていました。おお、これはなかなか大変な活動。でも、「美術のことを勉強したくて応募したけれど、異年齢の方々と親しくなれるのが魅力と感じている」とのこと。
文化ボランティアの概論的なお話もさせていただいたあと、学校への芸術家派遣事業を事例にとってコーディネーターの仕事を紹介しました。最後は「宿題」の説明。さ~むずかしいですぞ。がむばってくださいまし。
うれしかったことがいくつか。昨年の受講生の方が、美術館ボランティアとして活躍されていました。受講がきっかけとなって実践の場を得られたご様子。逆にボランティアをされている方が、今年は受講している例も。また、第2講の終了後、学校への芸術家派遣事業に興味を持った方が、現場を見たいと声をかけてくださいました。仲間が増えるかもしれないのでワクワクしています。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:18Comments(0)コーディネーター