2009年09月30日

スキップにターン

古賀市の文化芸術審議会。本日、委員を拝命しました。行政の委員、いろいろお引受けしています。それぞれの都市で特色があって興味深いです。古賀市は文化行政を社会教育課が所管しているのですが、委嘱書は市長からいただきました。会議には教育長と市長が同席されました。力入ってますね。

ところで、次女が通う高校で新型インフルエンザが蔓延中。これは次女と同じクラスの友人の話。委員会活動で一緒だった子が感染したとわかり、担任の先生から「保健室で熱を計るように」と言い渡された3人。「私ら全然なんともないのに、熱なんか計ったってねー」などとキャハキャハ言いながら保健室に向かったそうです。うちひとりはスキップにターンなど入れつつ保健室に到着。養護の先生が脈拍を計測し「熱はないけど脈が早いね。発熱の兆候かも。早退しなさい」。廊下ではしゃぎ過ぎるから・・・と残る2人に爆笑されながら早退した彼女ですが、翌日ホントに発熱。感染が判明したそうです。おそろしや。
本日、古賀市の会議の直前に次女から電話があり「脈が早いから早退するように言われた」。来ましたか。我が家にも。
母は寝込んでいるヒマはありませぬ。困る! 夕方、徳用マスク(一時期どこにもなかったけど、供給が追いついたんですね)を購入して帰宅すると、次女は大人しく寝ていました。私の顔を見ると「いいお昼寝だった~」と言いながら起き出して遅いオヤツを食べていましたが。明日も無事でありますように。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:17Comments(0)

2009年09月29日

カッコイイ

北九州市の小学校で芸術体験講座。ジャズダンスのシン・ダンシング・ブリーズさんの授業。11月の学習発表会で披露することが目標なのですが、今日初めてダンスを体験した3年生の子どもたち。簡単にはできない振り付けなので四苦八苦していました。でも、やっぱりカッコイイ音楽に合わせてカッコよく踊るのは楽しいのでしょう。90分間、踊りっぱなしに近い状態でしたが、よくついてきました。最後のポーズ、決まってましたよ。あとは担任の先生のご指導で本番まで練り上げていくことになります。汗だくで踊っていらした先生方、がんばってください。
  


Posted by アートサポートふくおか at 22:04Comments(0)子どもの芸術体験

2009年09月28日

昭和44年

今週は福岡県内各地を流浪します。
本日午前。宗像市の審議会・起草部会。文化振興条例に関する答申がおわったところで、引き続き文化振興ビジョンの策定作業にかかります。今日は、審議会でどのような手順によって作業を進めるか、という点について意見交換。予定調和的ではないけれど、実のある議論ができる体制がつくれそうに思います。
午後。小竹町の小学校で芸術体験講座の打ち合わせ。アーティストは九州マリンバトリオさん。打楽器をたくさん体験できる楽しい授業になると思います。この学校の音楽室にも立派な楽器がたくさんありました。かと思えば昭和44年購入のふるーい楽器も現役でがんばっています。体験講座では、みんなひっぱり出して活躍してもらいましょう。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:57Comments(0)

2009年09月28日

せり上がり

もう昨日になりましたが、春日市の「人財づくり講座」が開講。集まった人数は多くないのですが、ホントに精鋭です。初回講座のメニューは館内探検&ホールのバックステージツアー、そして演劇によるコミュニケーション・ワークショップ。夕べから作成していた怪人の仮面は、バックステージツアーの最後に音響・照明・舞台機構のもろもろを駆使し、役者さんの演技を合わせると、こんなふうにシーンができあがる、という例として、演劇ワークショップの講師・大福悟さんが怪人に扮して迫(せり)から上がってくる、という趣向に使いました。たった2分あまりのシーンに、どれだけの人の手がかかるものかを垣間見ていただけたのではないかと思います。全面協力してくださった㈱SLIさんに大感謝です。
演劇によるコミュニケーションワークショップは、初顔合わせの参加者同士がどんな顔ぶれなのかを知り、仲良くなってもらうためのもの。肩を並べて一直線に歩くだけでも、傍から見ていると話の流れをひっぱっていく存在になりそうな方や、私は私!という方など個性が見えておもしろかったです。みなさん、コミュニケーション力、共感力(受講生の言葉です)が高い! 一緒に高めあっていけそうなメンバーです。
夜。アートサポーターズネットワークのミーティング。アートと社会をつなぐ活動に携わる人の集まりですから、せっかくならこの分野でのリーディング・プロジェクトをやってみましょうよ、という話し合い。最終的には3案ほどに収斂させて実現の可能性を探ることに落ち着きましたが、そこに至るまでにみんなしゃべる、しゃべる。時間がかなりかかってしまいましたが、こういう話ができる仲間がほしくてつくったネットワークですもん。私はとてもうれしかったです。  


Posted by アートサポートふくおか at 01:24Comments(0)

2009年09月26日

マスカレード

さっきからネットで「仮面舞踏会」「タキシード仮面」「マスカレード」などと検索を続けています。怪人の仮面が必要なんです。なんとかつくれそう。ついでにシルクハットも何とかしたかったけど、これは時間と費用の問題があるかな。
何をしているのかというと、明日の準備。明日お会いする方、お楽しみに!  


Posted by アートサポートふくおか at 23:35Comments(0)

2009年09月25日

うさこちゃん手帳

午前、春日。昼前に次女から携帯に電話があったのに気づかず。学校に携帯を持って行くことは禁じられているはずなのに、その携帯から電話してくるとは、よほどの緊急事態!? と思い、オロオロしながら連絡すると、「腹痛が痛い(?)。保健室に行ったら早退するよう言われたので連絡した」とのこと。わりとおおらかな学校なので、保健室の先生から「携帯持ってる? じゃあ、あっちでかけておいで」と言われたそうです。

午後、福岡市文化芸術振興財団主催の演劇「うっかり、ちょっと、きのこ島」の学校の先生向け公演への参加。会場の小学校まで貸切バスで移動。その前に少し時間の余裕があったので来年の手帳を買いに天神のまちをうろうろ。すでに1,2月の予定が埋まり始めているのですが、今使っている手帳は12月までしか記入欄がないので、早くほしかったのです。今回も、うさこちゃん手帳をゲット。色はピンク。完璧です。これで来年も機嫌よく過ごせます。

で、演劇。先生向け公演ですが、地元の演劇関係者や財団の職員さんなどつなぎ手の方も多く参加されていました。財団がこれまで実施してきた演劇ワークショップは、子どもたちの演劇体験の機会としては有効ですが、一方で鑑賞の機会が減少しているとも言われており、せっかく役者さんたちが学校に行くのに、違うやり方はないのかな、と常々思っておりました。今回の「きのこ島」は、鑑賞と参加・体験をミックスした作品。新たな演劇体験の提供方法として世田谷で開発されたようです。明日の一般向け公演がありますので感想は控えますが、けっこう動きますよ。私は途中で脳みその位置がずれるのを感じました。今、首の筋がつり、腰がヤバイです。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:28Comments(0)

2009年09月24日

全然!

午前。福岡県芸術体験講座で筑紫野市の小学校へ。和太鼓の「川筋太鼓」さんの体験授業。川筋太鼓・楽鼓座さんは「ジャパン・マーベラス」と改名されて、よりバージョンアップされています。
午後。大牟田市の中学校で同じく芸術体験講座の打ち合わせ。こちらはゴスペルのF.C.G.Cさんとご一緒。プログラムについて話し合うなか、校長先生がギターがお上手でゲリラライブ(!何をするんだ!?)もしてしまう、とうかがったので、共演のお願いをすることに。共演する曲は、なんと「校歌」。アーティストさんからのご提案で、私もおもしろいと思いましたが、学校にとって「校歌」をアレンジするというのはどう受け止められんでしょう? 不安に思いながら「校歌でふざけてはいけない、と言われれば、それまでですが・・・」と切り出すと、校長先生、担当の先生、音楽の先生の3人が同時に「全然!」とおっしゃいました。よっしゃ。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:17Comments(0)子どもの芸術体験

2009年09月22日

ランキング

久留米で芸術家派遣事業とコーディネーター養成講座などなどの打ち合わせ。3年目になるコーディネーター養成講座は年明けに実施の予定。内容は検討中ですが、本日の私の提案は、受講生が減り担当者の手間は増えるという、シンドイ内容。でも、きっと実のある講座になると思うのですよ。
福岡に戻る前に、石橋美術館に寄りました。「ランキングで楽しむ石橋美術館」。来館者アンケートの結果のほか、さまざまな視点でのランキングをもとにした企画展示。作品の大きさなど遊びの要素もあっておもしろかったです。「ランキング」とハッキリうたってあるせいか、お客さんからは「あたしはこれがスキ」など、好き嫌い表明の声が多く聞かれていました。ふつう、言いづらいと思うんですけどね。そういう意味でもおもしろかったです。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:23Comments(1)

2009年09月20日

姿勢

都市サミットの会議のとき、私の隣席は広州市の代表で日本語がとても堪能な方でした。その方に「あなたの日本語レベルは高いデス」と言われ、ちょっとうれしい私。中国語もできたらよかったんですけどね。

本日、終日春日。もくもくと情報誌の発送作業。そして、今日開講の吹奏楽クリニックの写真撮影など。中学生の立ち姿、多くは猫背で下腹が前に出ています。私も人のことは言えませんが、おばあちゃんのような姿勢。楽器を持っていると少しマシになりますね。意識すればいい姿勢ができるのに。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:03Comments(0)

2009年09月18日

やっぱり

アジア太平洋都市サミット実務者会議。「文化芸術活動による都市の魅力づくり」をテーマに、吉本光宏さんの基調講演と福岡市、釜山広域市、シンガポール、バンコクの4都市による事例発表が行われました。
テーマを見ると、創造都市への取り組みを促進することかと思えますが、各都市の発表を聞いていて感じたのは、やっぱり観光振興をはじめとする経済活性化の話に終始する傾向があること。どうしても 都市の活性化=経済の活性化 となるのですね。
この会議は、もともと会員各都市の行政担当者が集まり、決まったテーマのもとに事例報告などを行うのが通例。特に創造都市を目指す意気込みを持つ関係者の集まりではありません。吉本さんの講演も各都市の報告も興味深く拝聴しましたが、この会議が福岡市や参加した各都市の文化政策にどの程度の進展をもたらすのかは、ナゾです。私は福岡市の報告に対して補足&批評的立場で短いコメントをさせていただきましたが、アクロス福岡の国際会議場の空間に言葉が霧消していくのを感じながらしゃべりました。しかし、行政の立場ではない者が発言する機会を得ることは、これまでの会議ではなかったとのこと。ありがたいことです。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:03Comments(0)

2009年09月17日

都市サミット実務者会議

昨夜。工房まるのアーティストさんのアートライブを見て帰る途中、天神の真ん中で道を聞かれました。道、よく聞かれます。知らんのに。その人は東京から来た方で屋台を探しておられました。「もしくは地元の人がよく行く居酒屋でも・・・」。人選ミスですね。それでも、屋台がある(はずの)ポイントをお示ししたら、「作法がわからない。屋台ではビールは瓶で出るんですか? 生っていって、わかってもらえますかね?」・・・知らぬ。屋台って10年以上行ったことない。でも、ニッコリ笑って「何も気にすることはありません。わからないことは聞いてください。誰も気にしませんよ~」とホスピタリティを発揮しておきました。

本日、アジア太平洋都市サミット実務者会議に参加。本日は視察が中心。福岡アジア美術館の福岡アジアトリエンナーレとイムズ、そして紺屋2023を回りました。参加された国内外の都市の方々はどうお感じになったのでしょうか。
明日は、各都市の事例報告。私は福岡市の報告に少しコメントさせていただくことになっています。3ヶ国語同時通訳が入るので、事前に発言要旨をお渡ししていましたが、本番での発言内容にかなり近いものを必要とされているようなので、今、つくりなおしたところ。論旨は同じですが、言い回しはけっこう変わってしまいました。それでも、これをそのまま読むかどうかわからないけど。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:39Comments(0)

2009年09月16日

アートライブ

午前。福岡市内の小学校で福岡県芸術体験講座、ゴスペルの授業。いよいよ今年度の講座の始まり。アーティストはF.C.G.C(フクオカ・コミュニティ・ゴスペル・クワイア)さん。教頭先生が一番楽しそうに歌っておられたのが印象的でした。

午後。春日で芸術文化ワークショップの打ち合わせ。今年度から芸術体験講座のアシスタントコーディネーターをしていただいている崎山さんが代表を務める「NPO法人アートもん」さんにお願いして「想いをカタチにする」芸術文化ワークショップを検討。バレンタインデーを前にした時期に実施することになると思います。こうご期待。

夜。明日から2日間にわたって開催されるアジア太平洋都市サミット実務者会議の前夜ということでウエルカムパーティ。工房まるのアーティストお2人によるアートライブが行われました。90分ほどかけて描かれた絵は、海外からのゲストを歓待するということで浮世絵をテーマにしたようです。元になる絵があって描かれているのだけれど、パワフルでポップなベツモノになっていました。私はアートライブがお目当てで参加しましたが、ほかのお客さんたちはどうだったんだろう? 少なくともアーティストさんに話しかける人はあまり見かけず。アートがテーマの会議になるんですけど、アートやアーティストには興味ないの?  


Posted by アートサポートふくおか at 23:35Comments(0)

2009年09月14日

夏の終わり

芸術体験講座の打ち合わせで、みやま市の小学校へ。みやま市のなかでも旧瀬高町だったところ。多分、初めてうかがいます。高速道路のすぐそばの学校。派遣するアーティストは筝&尺八のユニット「西流(ウエスト・カレント)」さん。音楽室での実施なので会場を下見したら、ステージのある音楽室に6台合体型オルガンという、あまり他の学校では見られないものを拝見しました。ほー。音楽室がある棟は比較的新しく建て増しをされたようで、木をふんだんに使った校舎。廊下に木のベンチがつくりつけられているのも珍しい感じでした。運動会が27日だそうで、放課後遅くまで残って応援団が練習していました。がんばれ。
行き帰りはJRに小1時間ずつ揺られました。窓の外を見ていると、緑から黄色に変わりつつある田んぼと目立ち始めたススキ。そして、できかけのイワシ雲。ヒガンバナはもう少し先かな。秋まであとちょっと。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:31Comments(0)

2009年09月13日

中学生のギャラリートーク

昨日。福岡市美術館で実施している中学生のジュニアキュレーターによるギャラリートークを体験。市内中学校の美術部員らが100名以上も集まり、学校の枠を超えて展覧会の企画に参加しています。そして、ギャラリートークにも挑戦。イマドキの中学生、トークを依頼してくれるお客さんをつかまえるのに声も足も出ず。私に話しかけているのに顔を見ることができず、そっぽを向いたまま。私もそうだったな。でも、私を案内してくれた女の子3人組、ちゃんと対話型のトークをしていました。私の話に相槌を打つ態度もなかなか。準備も練習もたくさんしたのでしょう。中美連の先生方のご指導があっての成果だと思います。

今日。春日で「人財づくり講座」の募集説明会Vol.2。続いて、夏休みこどもアートバスツアー企画運営スタッフの反省会。
募集説明会には、期待の新人?さんがご参加くださり、楽しみになってきました。
バスツアー反省会では、スタッフのみなさんが諸々の改善点を指摘しつつ「またやりたい!」と言ってくださるのがうれしいひと時でした。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:46Comments(0)

2009年09月11日

同席

昨日。10日前に噛まれたブヨ、強し。治る気配がないので仕方なく皮膚科へ。ステロイド剤がてきめん効きました。
今日。午前は春日市「ぶどうの庭」へ。「人財づくり講座」にふさわしい「人財」のご紹介依頼。
午後、福岡市文化振興課、文化芸術振興財団の職員さんたち、NPO法人子ども文化コミュニティさんと、子どもの芸術体験に関する新たな仕組みや協働事業の可能性に関する会議。来年度、新規事業が実現するか!? とても難しいことではありますが、同じテーブルについて一緒に検討するプロセスは無駄にはならないでしょう。ここまで来るのに1年以上かかった・・・。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:51Comments(0)

2009年09月09日

説明会へどうぞ

久しぶりの春日。6日ぶり? さぞや仕事がたまっているかと思いきや、さっくりと片付いてしまい拍子ぬけ。
明日は春日市「人財づくり講座」受講生募集説明会を19:00から行います。これは、春日市を文化のまちとして自主的に盛り上げてくださる市民の方を育成しようという趣旨で行う、春日市版「アートでつなぐ人とまち」のようなもの。講座ではレクチャーのほかに企画書・予算書づくりやプレゼンについて学び、春日市教育委員会主催の「芸術文化ワークショップ」の企画を提案していただきます。提案は企画書とプレゼンによるコンペティションを行い1案を実際に採用、受講生のみなさんで運営してもらいます。9月27日から11月末まで、日曜日に7回の講座を実施し、選ばれた企画は年度末までに実施する、というスケジュール。募集説明会に出なくてもご応募いただけますが、内容や趣旨をよくご理解のうえ応募していただきたいので、わからないことは問い合わせてくださいね。詳しくはこちら→http://www.fure-ai.or.jp/zinzai.html  


Posted by アートサポートふくおか at 22:38Comments(0)コーディネーター

2009年09月08日

審査

朝イチで実家の父の様子を見に行って(お買い物に出かけたようで留守でした)、そのまま佐世保へ。
「させぼ文化の人づくり支援事業」の審査。助成申請やプレゼンテーションについては、自分でもいたしますし、人様にご指南する機会もあるので、いろいろな観点から拝見・拝聴し、勉強させていただきました。いやー、難し。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:35Comments(0)

2009年09月07日

困りましたなー

昨夜から今日にかけて、このブログへのアクセス数がいつもの数倍に上っています。クリエイティブシティに対する関心の高さ、でしょうか?

さて本日は事務処理日。腰を落ちつけて原稿の準備など。さくさく進みましたぞ。たまっていた手仕事も片付けて少しすっきり。でもすっきりしないのが本棚。各地へ出かけるたびに資料が増え続け、いずれも私にとっては血肉になるものなので若干古くても捨てられず、自宅が事務所、というのも限界に近いです。地震対策ゼロ。新しい本棚を1つや2つ買っても、今、積み重なっている本が平面に並ぶだけで埋まってしまうかも。もっとも、その本棚1つ2つを置くところがないんですけど。困りましたなーと思い始めて、はや何年?  


Posted by アートサポートふくおか at 21:44Comments(0)

2009年09月06日

クリエイティブな草の根

横浜クリエイティブシティ国際会議で、新たな学びの形に関する分科会とアート・イニシアティブに関する分科会に参加。全体会議も途中まで聞いてきました。そして、夜に行われた関連事業で文化庁の文化芸術創造都市ネットワーク会議にも参加。
この2日間の経験を通して感じたことは・・・。
クリエイティブシティへの取り組みは、当然のことながら行政・企業・アートNPOなど多様な主体が関わるものなのですが、やっぱりそれぞれの思惑は一致しないものですね。「クリエイティブシティ」という美しい名のものとに、それぞれが得られるもの、目指す先の像は必ずしもひとつになっていないことを垣間見ました。でも、それでいいのかもしれません。各アクターもそれをわかったうえで取り組んでいるのでしょう。ただ、気になったのは、直接関わるアクターたちが、この取り組みから何かを得るべくうごめく陰で、肝心の市民が蚊帳の外になってはいないか、という点。横浜の現場を詳しく見たわけではないので、勝手な感想です。最終日の首長会議でモデレーターの北沢猛さんがしきりに「市民にとってクリエイティブシティへの取り組みがどうなのか」という問いを投げかけ、言葉を引き出そうとされていたのは、私の懸念が少しあたっている面があるからか?とも思えました。
そして、就任したばかりの林文子横浜市長が「クリエイティブシティへの取り組みもしないといけないのでしょうけれど、選挙戦を通じて市民は環境、子育て、福祉をしっかりやることを望んでいると感じた」と発言され、会場が一瞬しらーっとした場面がありました。でも、この市民感覚、当然ではないですか? 環境、子育て、福祉にクリエイティブシティの活動はどう関わるのか、それが見えないと市民には評価されないでしょう。
イギリスのBOPコンサルティングのジョセフィーヌ・バーンズさんが評価の重要性に言及し「統計だけではなく、絵や写真などソフトなやり方での評価、ストーリーを語ることも大切」と述べられたことが胸に響きました。市民生活から遠いところでお金が回る話だけでなく、アートで人が幸せになるストーリーを紡ぐ草の根活動に、私はいそしみたいと気持ちを新たにしました。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:40Comments(0)アートと地域

2009年09月04日

学校&学校

午前。福岡市内の小学校で福岡市能楽協議会さんのワークショップ型授業の見学。ふくおか県民文化祭「芸術体験講座」の一環で、私の担当団体ではないのですが、今度、久留米市の芸術家派遣でお世話になるので勉強のために。試行錯誤を重ねて完成形に近い内容になっているので、大変わかりやすかったです。行ってよかった。
午後。宗像市の小学校で私が担当する芸術体験講座の打ち合わせ。アーティストは声楽の廣吉里歌子さんとピアノの夏秋光代さん。実演と体験のバランス、卒業式で歌う合唱曲の指導という実践的なご要望の取り込みも含めて総合的にプログラムをつくります。
今日の2校はいずれも落ち着いた雰囲気。

明日から横浜。横浜クリエイティブシティ国際会議と文化芸術創造都市ネットワーク会議に参加してきます。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:59Comments(0)子どもの芸術体験