2009年03月07日

音楽療法

音楽療法の講座を受講しました。これまでにも折にふれて情報は仕入れていたのですが、なんとなく知っていたことを整理する機会になってよかったです。やっぱり専門家の話は聞くもんです。
おまけの発見。講義のほかに音楽療法の体験があり、演奏を鑑賞する、一緒に歌う、などの活動が盛り込まれていました。その演奏がゆっくりなこと、長いこと。自分のなかにはないリズムで時が流れる(というより流れさせている)状況が、私自身には心地よいものではありませんでした。自分には今、「療法」が必要ではないということか、「療法」を必要とする人に寄り添うには余裕がなさ過ぎるということか。
おまけの不愉快。私の後ろの席に座った3人組の女性、ずっとおしゃべりを続けるんです。話の内容から高齢者福祉施設に勤務する方々かな、と思えましたが、講師の話を聞きつつツッコミを入れたりする、その聞き方は、家でテレビでも見ているような様子。決して常識のないヒトビトには見えないのに、なぜこんな態度なのか・・・しばし考察。大きな劇場などでもときどき見かけます。生身の人間が話をしているのに、自分が話しかけられている、という感覚が持てないのでしょうね。講師との物理的な距離や話し手の話し方が関係するように思います。自分が講師の場合や、講演の裏方を務める場合には気をつけます・・・。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:08Comments(0)