2008年11月09日

まちづくり、人づくり

8日。古賀市文化のまちづくり会議。年度も後半に入り、実施できた企画の振返りと今後やってみたいことの話し合い。思った以上に持ちよられた材料は多かったのですが、「これいいね」という話から企画実現までの実務を誰がどうこなすのがよいのか、活動2年目から3年目に向けて難しい舵取りです。
9日。春日でジャズのコンサート。あわせて「人財づくり講座」のみなさんにコンサート運営の実際を知っていただく実習の場としました。実施後の振返りの時間は、もっとたくさんのお客さまに来ていただくための工夫について話題集中。チケット代金が安ければいいのか、たくさんの方が喜ぶもの(集客が簡単なもの)をやればいいのか、広報の仕方は適切なのか・・・。厳しい声も飛びましたが、この講座に集まった方々のいいところは、机上の空論の評論家ではなく「それで私は何をしたらいいか」「できることは何だろうか」「大事なことは何?」という議論になっていくところ。今、必要なのは「評論家」じゃないですからね。  


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2008年11月04日

横浜レポート④

3日、残るメイン会場の赤レンガ倉庫に行く前に少し寄り道して、BankART1929YOKOHAMAなどの外観を写真に収め、てくてく歩いて赤レンガ方面へ。するとものすごいヒトの波が同じ方向へ向っています。「さすが横浜! アート好きがこんなにたくさん」なわけはなく、倉庫の前で開催されていた「ふるさとフェア」に行くお客さんでした。「ふるさとフェア」はおおにぎわい。私もここでオムライスをいただき、安くお昼をすませました。
で、赤レンガ倉庫のなかは、映像作品が多く、土方巽のパフォーマンスや昔「ハプニング」と呼ばれていたアート活動などの記録映像、今、話題の劇団「チェルフィッチュ」の舞台映像などがありました。
その後、帰福の前に東京に寄り、国立新美術館のピカソ展を観ました。お客さん、多し。しかも音声ガイドを利用する人が作品の前に滞在するので列が前に進まず。人の後ろからさーっと観て回りました。驚くべき多作。人生における女性との出会いと別れが率直に現れている作品、それにしても骨太。

ほんとは自分の行く末など少し考える旅にしようと思っていたのですが、やっぱりたくさんの予定を盛り込んでしまい、たくさん歩き回ってくたびれた2日間でした。でも、横浜の創造都市への取り組みの現場の空気を少しは感じとることができたかな。アートに関心がある人を惹きつけるまちづくりも戦略のうちでしょうけれど、関心のないフツーの人々への影響力をいかに及ぼしていくか、そこにはまだ工夫の余地もあるように感じた2日間でした。  


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2008年11月04日

横浜レポート③

もう1つのメイン会場・赤レンガ倉庫は翌日行くことにして、夕方は「みなとみらいテント劇場」に横浜未来演劇人シアターの「市電うどん~特盛版~」を観に行きました。高齢になっても白塗りの化粧で街角に立ち続け、有名な都市伝説になった今はなき「ハマのメリー」さんと、これも消えてしまった横浜の市電をクロスさせた横浜オリジナルの作品。再演だそうですが、出演者が倍増するなどかなり改訂されたようです。私は初演を観ていませんが、今回の作品、かなりよかったです。時間をあと20分くらい短くしてくれたらもっと・・・。現在の横浜、みなとみらいの夜景を借景にした群舞は美しかったですよ。
テント劇場にぎっしり詰め込まれたお客は300人弱くらい? 全員が入場するのに時間がかかり、前説も終わっていよいよ開演というときに、1人の男性が立ち上がって「休憩は何分おきにあんの? こんなに詰め込んだらトイレにも行けないじゃない」とおっしゃいました。そのとおり。でもテント芝居ですからね。  


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2008年11月04日

横浜レポート②

鉄板焼き「ヒガシノミソラ」が入っている「初音スタジオ」には、アーティスト・北川貴好さんのインスタレーションもありました。ゆるかわな作品群のなかで唯一といっていいのでしょうか、昔ここで行われていた行為の残像が迫ってくるような作品。小さく小さく区切られた部屋やベッド、シャワー室がどうしても生々しく感じられてドキドキしました。
そのお隣はアーティストとのコラボによるグッズ販売のお店で、商売っ気のない店番のおねえさんに「これかわいいですよぅ」と勧められたので小さなリュックを買いました。
で、予定では黄金町から歩いてトリエンナーレのメイン会場まで行き、子ども学芸員さんのギャラリートークに参加するつもりだったのですが、予想どおり道に迷い、1時間ほどさ迷い歩いて、しかも目標の第1会場(新港ピア)じゃなく第2会場(日本郵船倉庫)に到着するというフシギなことも起こりました。なんでかな。仕方ないので第2会場の作品をさくっと観て(うーん、あんまり迫ってこない)、今度こそ第1会場へ。ここでも作品自体はなんかピンとこず、置いてあるチラシのコーナーで情報収集にいそしんでおりました。すると、「たけしの誰でもピカソ」でも紹介されたという「新聞女」に遭遇。公式イベントではなく、勝手にトリエンナーレを盛り上げるイベントを企画されたようで、数十名の方と一緒に新聞でお洋服などをつくりパレードしていたようです。
さて、子ども学芸員さんのトークは逃しましたが、大人のボランティアさんのトークの時間に間に合ったので、6,7名2組にわかれて行われたトークにくっついて回りました。もちろん、すべての作品の解説はできないし、「解説」は音声ガイドでどうぞ、私たちは一緒にお話しながら回っていきます、という正しいギャラリートークでした。ボランティアさん、お上手。ぱちぱち。作品を観ただけではそそられませんでしたが、みんなで回りつつ、あれこれ話しつつ観ているとやっぱり楽しい。発見がたくさんありました。ただ、私はアート関係者と目されてしまったようで、何かとコメントを求められ、発言するたびに「わあ、勉強になります」とおだてられるのでちょっと困りました。ボランティアさん、普段はフツーの仕事をされているそうで、美術系の学生さんも多いとか。私がご一緒したのは20~30代の女性2人組でしたが、年齢性別はまちまち。今回3回目のトリエンナーレ、過去2回もなんらかの形で関わった方がけっこうおられるようです。  


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2008年11月03日

横浜レポート①

で、トリエンナーレですが、同時期にさまざまなアートイベントが開催されていて、全体として横浜のまちがクリエイティブシティとして脈打っている感じがする? のかなと思い、短い時間でしたが、トリエンナーレ会場以外のところも歩いてみました。
横浜に到着してまず向ったのは「黄金町バザール」。以前は売春宿など違法な商売も行われていた鉄道高架下のスペースなどをアーティストの活動で再生しようという試みです。すでに報道で伝えられていたように、今回展示されている作品はほとんどが「ゆるかわ系」。地元の人にとってトラウマになっている以前の場の記憶にはふれず、家族連れが楽しめるような明るく軽い感じのイベントに見えました。そして、これも新聞に書いてありましたが、暴力団関係の方が来られた場合にそなえて、警察官がそこここに。地図を片手に高架下や川沿いの道を歩く私のようなヒトが途切れることなく続き、いかにもアート・デザイン好きそうな若者や若夫婦(ベビーカーを押したカップル多し)に混じって、地元の方と思われる白髪頭の親父さんたちが団体で見学しておられました。
案内所のお兄さんに「食事できるところは?」と尋ねたら、「ヒガシノミソラという鉄板焼きのお店が、今度の『食わず嫌い王』で紹介されるんですよ。泉谷しげるさんがお気に入りで、お土産にしてくれるそうです」と言われて行ってみました。本来は鳥取で営業している店ですが、バザールの期間中、店長のお料理に取り組む所作やお店丸ごとが「アート作品」としてここに参加しているそうです。拭きぬけの2階からお料理の様子をのぞくこともできました。ちなみに『食わず嫌い王』、11月6日OAです。  


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2008年10月04日

美術館と地域

市内公立美術館の地域連携の状況をリサーチ。教育普及プログラムは各館充実しつつあると思いますが、学校や地域団体からイレギュラーな依頼があった場合にどの程度受け入れてもらえるんでしょう? まだ全部にあたったわけではありませんが、美術館側にキーパーソンがいるかどうかで対応は異なるようです。当たり前。でも、キーパーソンがいてもシステム的に整備されていないと「個人」がつぶされますね。組織の風土みたいなもの。どうすれば変わるんでしょうね・・・。  


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2008年07月19日

人財づくり講座 みんなでつくろう かすがの文化

春日で新しく始める「人財づくり講座 みんなでつくろう かすがの文化」の受講生募集キャンペーンのため、春日まちづくり塾にお邪魔しました。まちづくり塾はもう5年も続いている人材養成講座。毎年、新しい仲間が20人くらい参加するそうで、OB・OGが運営スタッフとして関わるなど、継続は力なり、ですよ。「人財づくり講座」は、春日まちづくり塾の文化版だし、アートサポーターズネットワークの「連続講座 アートでつなぐ人とまち」の春日版。今日はチラシを配ってひとことPRをさせていただきに行ったのですが、想像以上に反応がよく、その場で2名の申込みをゲット。ほかにもお申込みがありそうです。これは楽しみ。  


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2008年06月28日

こがっち検定

古賀市文化のまちづくりリーダー会議。06年度の県立美術館移動美術館展でアートボランティアとして集まった市民の方を中心に、文化のまちづくりリーダーとして昨年度から活動を展開中。メンバーの発案と運営によるいくつかのプロジェクトが進行中です。今日はそのなかの2件についてかなり進捗した状況の報告がありました。その1つ「こがっち検定」は、古賀市の歴史・文化その他もろもろに関するクイズのような問題を解くもので、お試し版をみんなでやってみました。私は土地勘がないので、「わー、わかんねー」と思いましたが、ヤマ勘が冴えて20問中7問正解。市職員の方も含めて平均は10点前後かな?ということだったので、まずまずのデキ。市民の方にとってもやさしくはないレベルだった模様です。でも盛り上がりましたから、問題数のストックを増やしてうまく活用してもらえるような仕掛けをすれば、かなりの話題になるでしょう。楽しみ。  


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2008年02月03日

春日のアートボランティアのみなさん

春日で昨秋開催した県立美術館「移動美術館展」のアートボランティアさんと新年会。せっかくのご縁を今後につなぐために、来年度もご一緒できる機会を考えていることをお話しました。たくさんの方が来てくださって、話も熱心に聞いてくださって、反応上々。皆さん、こういう機会を待っておられた様子。お店のミスでお料理が出るのが遅く、間延びした宴会でしたが、次にお声がけをする前に顔合せの時間をつくったのは正解だったように思います。このカンジで続けていこう!  


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2008年01月17日

あゆみのもり須恵

「わいわい福岡、みましたよ」というお電話などいただきました。うれしい。学校へのアーティスト派遣事業を中心にご紹介いただきましたが、子どもとアーティストが一緒に活動することの意義や、この活動が「芸術文化を誰もが身近に楽しめる環境づくり」というミッションとどう関係しているのかについてもしっかり語ることができたので、アートサポートふくおかの活動のベースにある考え方を伝えるいい機会になったと思います。大学の講義でもこの番組のビデオを見てもらおうかしらん。

さて、今日。午前は実家の空き巣の件で警察へ。生まれて初めての指紋採取。現場から採った指紋の中に混じっている家族らのものを取り除くための採取です。墨かインクを指につけるのかと思ったら、専用のシートがあるのですね。指はちーとも汚れませんでした。乾燥肌では採りにくいそうで、何度か手を洗わされました。
午後。須恵町の「あゆみのもり須恵」へ。ここは知的障害者の方々がお仕事やさまざまな活動をされている通所施設。ダンサーのMさんによるヒーリング活動が行われると聞いて、見学に伺いました。見学、のつもりだったけど、けっきょく参加して一緒に楽しみました。ムリのない動きで、きれいな色の布など使いながらダンス。終わったあとは感じたことを絵に描く時間も。私は飛行機に乗っている気分だったのでそのとおり描きました。へたくそ。活動終了後、「あゆみのもり須恵」が障がい者と地域に住む高齢者が交流するためにアートに関する活動を展開したいとの意向を受け、助成申請などについてご相談を受けました。うまく進むことを願っています。  


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