2007年11月24日

久留米市コーディネーター&ボランティア養成講座

午前は春日でオツトメ。午後は久留米方面へと走り去り、石橋文化センターで開催している「コーディネーター&ボランティア養成講座・入門編」へ。この講座は、久留米市が策定した文化振興基本計画「文化の幸」(久留米出身の画家・青木繁の大作「海の幸」に由来する名前です)に位置付けられている、芸術家と地域をつなぐ人材養成事業として実施されているもの。私は久留米市の文化芸術振興審議会の委員として計画づくりからお手伝いし、養成講座についても(財)久留米文化振興会と一緒に担当しました。11月の毎土曜日に開催して今回が最終回。参加者は毎回10人前後と多くはないものの、学習意欲は極めて高く、1時間半×5回の講座に「時間が短すぎる!」「もっと話が聞きたい」「入門編の先の講座も受けたい」という声がたくさん上がっています。講座を受けたからといって、「コーディネーター」に即なれるものではなく、芸術と地域がつながることで何ができるのか、基本的な考え方をお伝えすることに重点をおいた内容でした。ここから先は各参加者がご自分のフィールドで生かしていただくといいのですが、まだ足をふみだせていない人にはもっとフォローが必要です。来年度以降の講座の継続と実践的な経験をつむ機会の提供も検討されている模様。この先の展開が楽しみ。最近、自治体や公的機関からの講師依頼が増えました。来月は古賀市と熊本県立劇場と福岡大学での講座があります。
  


Posted by アートサポートふくおか at 19:18Comments(0)コーディネーター