2013年06月20日

労働の義務

昨日、今日と長崎。雨の影響はあまりなかったのですが、蒸し暑く、すごく疲れているのに眠れない。寝るときにエアコンを入れると体調を崩すし、ホテルの寝具は暑いし。霞を食べて生きる仙人になりかけているせいか、足元がフワフワします。空中に浮いている私を見かけたら、引きずり降ろしてやってください。

長崎では授業5コマ。やっと声が出るようになってマイクを使わずにしゃべりました。ゲホゲホ言いながら、ですが。
キャリア形成の授業、「なぜ働くのか」を考えてみました。例年にも増して「お金のため」というコメントが多かったのですが、詳細に検討すると、「ほしいものを買うためにお金がほしい」という考えから「(家族も含めて)衣食住を支えるためにお金が必要」までかなり幅があって、これを同じカテゴリーに入れることに抵抗がある学生もいるようでした。なるほど。また、「憲法に労働の義務があるから、働かないといけない」というコメントがあり、そのウラには「ホントは働きたくないけど」という言葉がくっついていました。うーん、自己実現とか社会貢献とか、美しい目的を一応提示はしたものの、オトナの大半は「働かないといけないから」働いてますよね。そして1日の労働の後の一杯のビールを楽しみにしていたりして。そういうゴホウビのために一生懸命働くのもまた、いいもんだったりするので「労働は義務」といってもネガティブな捉え方をすることはないかなぁ、とか、適当なことをつぶやきました。学生はどう聞いたでしょうか。



Posted by アートサポートふくおか at 23:14│Comments(0)
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