2012年07月16日

親こそ

終日、「はじめての芸術との出会い」事業『紙のサティさん』のお手伝い。午前・午後の2回の公演を開始前後も含め参与観察。十分にはできませんが、可能な限り詳細な記録を作成して乳幼児親子さんたちにとっての芸術体験の意義を示したい、なっと。
大変美しい公演でした。赤ちゃんたちの集中ぶりはもちろんですが、お母さん、お父さんたちの生き生きとした反応が印象的。親こそこういう感動を味わってもらわないと、子どもに経験させようとは思わないですよね。
2回の公演のあと、研究フォーラム。韓国からのゲストが語る、神経心理学分野からの視点が新鮮でした。日本ではこんな研究は見たことないです。「・・・だから乳幼児に演劇が必要。乳幼児も演劇の観客になりうる」というまさに“科学的”根拠。
でも、こういう分野の研究者が出現するのは、乳幼児のための演劇活動の現場が活発に動いていればこそ、であって、逆ではないのではないか、と思います。良好な現場やそれを支える社会システムをつくりながらの・・・でしょう。



Posted by アートサポートふくおか at 23:52│Comments(0)
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