2010年07月20日

愛、根性、物忘れ

北九州市の音楽アウトリーチ事業コーディネーター講座。すでに4,5年の実績のあるアウトリーチ事業のコーディネートをいずれは財団職員以外の方に担っていただこうという展望があってのことでしょう。自らが音楽家であったり音楽を愛する市民であったりという人材約50名が参加しての講座でした。模擬アウトリーチコンサートを交え、児玉真さんがアウトリーチに関する概論を、財団職員の池野さんが北九州市での事業の現場の仕事を紹介。その間にはさまれた私は、音楽から離れて芸術文化と社会の関係や自身の経験を踏まえたコーディネーターの役割をお話しました。参加された方々は、「学習」だけではなく実践の場を求めておられる様子。その「場」を自ら創りだすのがNPOなわけで、わが零細NPOの活動に関するご質問もいくつかいただきました。この仕事、愛と根性と物忘れで成り立っています。芸術に対する愛と、しつこくやり続ける根性、そしてうまくいかなかったことをコロっと忘れて次へと走り出す懲りない性格。誰にでもできるものでもないでしょうが、この3つがあれば誰でもできる!?



Posted by アートサポートふくおか at 22:58│Comments(0)
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