2009年07月06日

地域とつながる

午前、久留米大の講義。先週に続いて企業メセナのお話。学生の食いつきが良いこと良いこと。就職を控えているからでしょう。企業活動の話には興味津津。小レポートで「あなたが企業の経営者だったら、メセナ活動を行いますか?」と出題したら、いつになく(?)真剣に考えた回答がたくさん出てきました。「資金がかかると思うので、できない」「地域とつながることは必要だから、やる」「最初はできないと思うけど、メセナを行うことを目標に経営をがんばる」などなど。学年が上がるにつれて回答が現実的になるのもおもしろい傾向でしたが、「地域とつながる」ことの必要性は非常に多くの学生がふれていました。さすが、久留米大経済学部(文化経済学科があります)。毎回出題する小レポートですが、ごく少数のどーしょーもない内容のものを除くと、授業開始当初より格段によくなってきました。今日は、最後まで教室に残って書き続けたSさん、「せんせー、今日のレポートは初めて書きたいことがちゃんと書けましたー。自信作です。読んでください!」と提出しにきました。確かに!短時間なのにお手本みたいに書けてましたよ。

午後。熊本市の文化国際課の職員さんと8月のシンポジウムについて打ち合わせ。基調講演とパネリストを依頼されました。テーマは文化ホールの使命。熊本のみなさま、よろしくお願いします。



Posted by アートサポートふくおか at 23:06│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。