2008年12月15日

ビジネスと共感と

以前、芸術家と学校・地域をつなぐコーディネーター養成講座を受講された方のお話を聞きに天神方面へ。音楽が専門でありながら健康と環境に関るNPOにお勤めでしたが、今は理事長さんになられて経営面・運営面の苦労をお一人で背負っておられる様子。竹を使った石鹸という、環境と健康に配慮した「商品」を開発・販売されるなど、起業家としてとてもがんばっておられます。お話をうかがっていると、音楽と健康や環境に関することがご自身のなかでしっかりつながっていることがよくわかります。だから、ビジネスとしての商品販売の側面と、NPOとしての理念を前面に打ち出した、共感を呼ぶ運営のあり方を両立させることができるのではないか、という気がしました。ケイエイに疎い私では石鹸販売のお役には立てませんが、いつか何かでご一緒したい方です。
その後、福岡市文化芸術振興財団で、財団職員の方とNPO法人子ども文化コミュニティ・高宮由美子さんと会議。子どもの芸術体験に関する「協働」のあり方研究会です。1月30日に滋賀県からゲストを招いて実施予定の文化政策レクチャーを共催していただいており、その協力体制に関することなどを話し合いました。細い糸でもつながっていることがどれだけ心強いことか。



Posted by アートサポートふくおか at 23:09│Comments(0)
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