2015年02月22日

おおいた

昨日、今日と大分。「アートにさわって対話する」という催しに参加。昨日は豊後大野市の朝倉文夫記念館で公開フォーラム「彫刻にさわってみる」。記念館所蔵の作品に実際にさわらせていただきました。人物や動物の具象作品が多いのですが、動物は骨格を手で感じ、見るだけより「生き物」感を強く受け取りました。人物は女性像と男性像の質感の違いや、目で見るとバランスがよいのにさわってみると「首が太くない?」「腕、短いよね」と思ったりして。でも、やっぱり自分の触覚の鈍さはいかんともしがたく、せっかくの機会なのに、「おおおおお」というほどの発見があるわけでもなく。見えない人と見える人の間に存在する受け取れるものの違いは圧倒的なものがあるのだな、と思いました。ある程度は訓練で「触って感じる」ものを増大させることもできるのでしょうが。
本日は大分市内中心部のまち歩き。4月に新しい美術館がオープンする大分、JR大分駅からけっこう元気がある商店街を通って美術館まで雨にぬれずに歩けるようになると聞きました。美術館&向かい側のiichiko総合文化ホールとは大分駅をはさんで反対側にホルトホールもできていますし、大分、変わりますね。この夏の「おおいたトイレンナーレ」も楽しみです。



Posted by アートサポートふくおか at 23:33│Comments(0)
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