2014年09月18日

キリン

「はじめての芸術との出会い」事業、アーティスト研修(+一般公開)のセミナーでチャン・ジャッキー・ウンさんのワークショップ。寝たきり新生児から歩き出すくらいまでの赤ちゃんの感覚を自分で感じてみる体験。自分が子どもの頃を思い出すのでなく、自分の子どもが小さかった頃のことを思い返すのでもなく、首が自由に動かせない姿勢で周囲から大人が顔を覗き込むとどんな気持ちになるか、赤ちゃんの背丈で大人が近づくとどう感じるのか・・・。なかなか赤ちゃんそのものの感覚にはなれませんが、とにかく小さい人にとっては大きな人の大きな姿、声はコワイ、ということがわかりました。赤ちゃんはカワイイので、つい「あー、〇※*△」と意味のわからぬ声を挙げながら近づいてしまいますが、これはけっこうご迷惑かも。体験しながら「それでこの経験、自分の仕事のどこに生かせるでしょうね」なんて話していたら、最後にジャッキーさんから「今日の体験を皆さんの仕事にどう生かせるのか、考えてください。寝る前に何かひとつ見つけてください」と言われてしまって、寝られない。
ワークショップ終了後もジャッキーさんとお話する機会をいただき、韓国・釜山での活動を展開するマネジメント面のお話も少し聞けました。大きなヒントもいただいたけど、これもまた壮大な構想になるなぁ。私はもう1度生まれ変わらないといけないかもしれない。前世はたぶん、木の実や葉っぱをかじる小動物か虫だと思うので、来世はキリンかなんかで。あ、キリンじゃアートマネジメントできないか。



Posted by アートサポートふくおか at 21:59│Comments(0)
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