2014年01月19日

ケアとアート

終日。「ケアする人のケアセミナー」参加。ケアとアートはほんとに近い領域なのでお勉強。今日ももろもろのお話を聞きながらやっぱり同じだ~と確認。ケアを福祉の領域に閉じず、まちづくりの文脈で考えること。そのためにはコーディネーター的存在が不可欠であること。
最後の質疑応答で、ケアする家族やヘルパーさんが本当に疲弊していること、家族については各地の社協等がヨコのつながりをつくる取り組みを始められているけれど現場スタッフについてはタテ割でつながりが薄いことが、会場からの切実な声として上がってきました。つらい現実。
わが業界に置き換えて考えてみて気づいたのは・・・学校にアーティストと一緒に行く場合でも、厳しい現場がたまにあります。大人との信頼関係をつくれていない子どもたち(その責任は主に大人の側にあるわけですが)の暴言・暴力にさらされて、外から見ている私でさえ傷つくことがあるのに、間近で被るアーティストは大変です。こういう場合、アーティストにもケアは必要なわけで。これまでその配慮ができていなかったことへの反省と、ではどうしたら???を考えると、まだまだ甘かったな、と思い知らされた1日でした。



Posted by アートサポートふくおか at 21:36│Comments(0)
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