2013年09月22日

自在な遊びの場

「はじめての芸術との出会い」事業、人形劇団「ひぽぽたあむ」公演のお手伝い。今回もかわいい赤ちゃん、小さな子どもたちにたくさん会うことができました。主人公が泣けば一緒に泣き、つらい思いをしていたらぐずりだす、おそるべき感性のヒトたち。言葉の意味なんか理解してないはずなんですけどね。
公演後はワークショップで人形づくり。豊富な色と種類の材料を前に、少しばかり工作がニガテな人でもテンションがあがります。比較的おとなしい親子さんが多い印象でしたが、自分の作品をみんなに紹介するよう講師に促す積極的男児がいました。そして「すごいねぇ」と大人たちからほめられ満足すると、今度はほかの子の作品も紹介するように催促。自ら拍手を贈る心遣いも見せていました。自分が満たされるとほめる側に回るんですね。ワークショップも終盤になると、彼は材料を並べたテーブルについて「いらっしゃい、いらっしゃい」とお店やさんに変身してました。自由自在な遊びの場です。

この事業は地元アーティストの研修の場にもなっているので、お客様が帰られたあとはバックステージツアーや意見交換など。奥の深い人形劇の世界&乳幼児の世界にふれるにつけ、わが子育てにこういう世界が欠けていたことが残念でならない母なのでした。



Posted by アートサポートふくおか at 00:05│Comments(0)
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