2013年07月23日

ぽわわーん

午前。かなり前に出題されていて締め切りの迫る行政系タスク、「事業評価」、完了。重点事業となっている数項目についてコメントを作成しました。事務局で取りまとめ後、市の公式サイト上で公表されるもの。心して執筆いたしました。夏休みの友、2ページ目終了。
午後。お勉強。偶然ですが、アートマネジメントに関する論文、NPOマネジメントに関する書籍、企業経営に関する教科書の順で読むことになって、ぽわわーんとした世界からだんだんクッキリハッキリ、頭が痛くなるほど細かいところまでよく見える世界に進んでいった感覚を味わいました。
同時に、今朝の朝日新聞で内田樹さんが今回の参院選について、すぐに結果を求める傾向、原発や年金制度のような今すぐじゃなくて孫子の代が困ることになることを先送りして目先のことを優先したかのような選択、未来を軽んじる「朝三暮四」と述べていたことが頭に浮かびました。いや、企業経営が「未来を軽んじる」ものだとは言いません。ただ、数十年の寿命とされる企業の論理にどっぷり浸っていると、孫子の代のことよりまず今日の利益を考えるのが当たり前。「『100年後には大きな利益をもたらすかもしれないが、それまでは持ち出し』というプロジェクトに投資するビジネスマンはどこにもいない」。そう、今の世の中、企業の論理がやっぱり優勢なのだなぁ。だからこそ「なんか違うかも」と言い続ける「ぽわわーん」とした非効率な人たちの存在意義ってあるのだなぁ、とあらためて思った次第。



Posted by アートサポートふくおか at 23:12│Comments(0)
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