2018年04月22日

SDGs

FBで知ったイベント、SDGsをゲームから体験的に学ぶ催しに参加。SDGsは2030年までに持続可能な世界をつくるために国連サミットが掲げた目標(で、いいのか? ご関係のみなさま、アバウトな理解ですみません)。2030年にどんな世界を実現するのか、自分の行動で疑似体験するカードゲームでした。
そもそもゲームなるものが苦手な私。ルールの理解が追い付かずウロウロしましたが、やってみると秀逸なゲームだということがわかりました。主催者から振られた人生の目標(私は「人間賛歌の伝道者」でした。うふ)を達成するべく活動するロールプレイング。一定のお金と時間という資源を与えられ、プロジェクトを実施することで資源を増やしたり減らしたり。自身の人生の目標と「経済」「環境」「社会」という世界の3つの状況が絡み合って、なかなかリアル。最初は「経済」のポイントがわしわしと増えていき、中間報告の時点では「環境」はほんの少し、「社会」に至ってはゼロでした。それが後半、「経済」がやや減じて「環境」「社会」のポイントが盛り返したのは、参加者の意思を持った行動の結果。
私はけっこうたくさんのプロジェクトを達成したものの、本来の目標を遂げることに直結するプロジェクトを数多くやり残し、手持ちのお金と時間はほとんどなくなってしまいました。自身の人生の目標は全然達成できず、でも、目指す世界を進展させることには少し貢献できたかな。まるで現実の私を見るような。
最初は人生ゲームみたいに、手持ちのお金と時間を使ってプロジェクトを達成することにしか頭が回りませんでしたが、そのうち余剰資源を持つ人から譲り受けたり(寄付、ですね)、他の人と協力して1つのプロジェクトを達成し、目指す世界に近づけるポイントを稼いだり…と、市民活動そのものの感覚でした。おもしろーい。
いつか自分の活動と結び付け、学生とも一緒にゲームしてみたい、です。
  


Posted by アートサポートふくおか at 22:13Comments(0)