2016年05月06日

避難所

益城町に来ています。避難所環境調査のお手伝いのため九州新幹線で熊本へ。市内に入るとブルーシートが屋根にかかった家が目立ちます。駅から集合場所へ向かう道すがら目につくのは家財道具や瓦礫が道路わきに積まれた様子。FBなどでは熊本市の中心部はほぼ落ち着きを取り戻しているように見えましたが、地震直後と比べれば、ということですね。
益城町は、(知られているように)熊本市内よりもかなり被害が大きいように見えました。避難所はやっぱり大変。さまざまな自治体やNPO、自衛隊などの活動で支えられていますが、すでに3週間を超えた避難所での生活は壮絶です。それでも不平ではなく感謝の言葉を口にされるお年寄りには頭が下がります。それにしても・・・日常を取り戻すまでの時間の長短に、個人ではどうしようもない「格差」があるように思えて、ずっしり重いものを感じました。
夜は熊本市内に戻って宿泊。某劇団のけいこ場に泊まるので寝袋持参で、と聞いていてワクワクしていましたが、ちゃんとしたビジネスホテルに宿泊させていただけて恐縮(でもちょっと残念?)。ホテルでテレビをつけていたら、予定されていたイベントが地震で中止とのお知らせが次々に流れます。切なし。
明日も引き続きお手伝い。
  


Posted by アートサポートふくおか at 23:03Comments(0)