2015年11月07日

意識的であること

アートミーツケア学会@大分。終日、みっちりお勉強&情報交換。
盛りだくさんの日程のなか、最も印象に残ったのは、「社会包摂」の上から目線に関すること。被災地支援に関連して言及されたことですが、最近、社会包摂という言葉に関して冷めた見方をする方々を見かけて気になっていたので。支援する側/支援される側という構図のイヤらしさを解消するために、立ち位置の違いについて意識的にあり続けることの大切さをあらためて感じました。元ホームレスの方々にヒアリングさせていただく際などに、いつも気をつけていることではあるのですが・・・。個人的なこと、タッチーなことは別として、語りたい方はけっこうおられるのです。その語りにキチンと耳を傾けること。語りを受け止める存在として認めていただけるあり方。人間性そのものが問われるのですね。
  


Posted by アートサポートふくおか at 20:43Comments(0)