2015年03月20日

拍車

午前。福岡市文化芸術振興財団の理事会。そのあとプチ打合せ。年度末、うち続く行政系会議のあれこれ。
午後。「はじめての芸術との出会い」事業・地元アーティスト研修参加者対象ヒアリング7人目。これで一応、完結。今日もおもしろいお話をうかがいました。勉強になります。
夕刻。福岡市就労自立支援センターで打合せ。諸制度が変更になるという来年度以降の取り組みについて協議。この時期になっても4月以降の状況が見えません。いや、ま、なんと、難しい。

今日は3月20日。福岡県西方沖地震から10年。あの日、私は日本NPO学会で発表することになっていて神戸に向かっていました。新神戸駅から学会会場の大学へ向かうタクシーのなか、ラジオのニュースで「福岡で大地震。一部でガス漏れが発生している模様」という一報を聞きました。会場までは行ったものの、もう、完全に心身がふわふわしていて発表どころではありません。「テレビがあるところはどこですか」と尋ね回って守衛室まで入り込み、ずっと画面を追うものの、情報は第一報と同じことの繰り返し。映る映像は電車が止まっている博多駅ばっかり。あたしんちはどうなったの?うちの家族を映さんかい!と叫びそうになりつつ、同じく福岡から学会に来ていてすぐに帰福する、という方に便乗し、一緒に飛行機のチケットを確保していただきました・・・。戻ってみれば我が家は何事もありませんでした。でも、玄界島は全島避難。特に若い世代の人口減が進みつつあった島にとって、地震は地域課題の進行に拍車をかけるできごとになったはずです。島だからできた復興、でも島だから残る問題もあるでしょう。ほんと、ムズカシイ・・・。
  


Posted by アートサポートふくおか at 22:23Comments(0)