2011年08月09日

希望学

午前。福岡市内の小学校で韓国の伝統打楽器・チャンゴの体験授業について打合せ。NPO法人ハンソリさんとご一緒。福岡市文化芸術振興財団の事業ですが、学校のご希望に応じてアーティスト&プログラムを提案させていただいた、いわばオーダーメイドの授業です。3年生で人数も多いので体験型授業はちょっと大変かも。でも楽しみです。
この小学校は自宅から近いところなので、暑かったけど徒歩で行ってきました。自宅に戻り、打合せ内容の記録作成、論文執筆など。ずっとエアコンを使っていないのですが、意外とイケてます。そもそもリビングの片隅というお世辞にも整っているとはいえない労働環境ですから。要は気合いです。
夕刻、少し時間ができたので東京大学社会科学研究所編『希望学』全4巻の1巻目を開きました。決して簡単ではない内容ですが、難しくはなく、おもしろくてやめられなくなりました。希望はイマジネーションの力と関わるとか、遊びの発想がなければ希望していたものへの出会いも生じにくいとか、希望があるところには何がしかの物語が存在する、そして物語には多様な解釈の余地が残されている、とか、もう、ワクワクします。どうしよう。まだ1巻目なのに。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:17Comments(0)