2011年07月09日

奇跡の出会い

「芸術文化のまちづくりゼミ」でフィールドワークその壱。枝光本町商店街アイアンシアターへ。以前、私が体験させていただいたバックステージ&商店街ツアーの企画と同様、芸術監督の市原幹也さん(のこされ劇場≡)のお話と商店街めぐり、そして商店街の方々のお話を聞かせていただいたうえで質疑などを行いました。
商店街を回る間に各自のお昼ご飯を買いものしていただきましたが、なかには本気のお買いものツアーを敢行する受講生も。私もちょっと買いすぎました。受講生同士で意見交換する時間もあれば、と思いましたが、それはちょっと欲張りすぎ。次回に回したいと思います。
それにしても地元に愛される劇団&劇場のあり方、おもしろすぎる。きっとアイアンシアター&のこされ劇場≡の例を見て、地域に拠点を持ちたいと考える劇団や、劇団と一緒に何かしようとする商店街がほかにも出て来るでしょう。でも、枝光本町の皆さんの包容力とのこされ劇場≡の皆さんの浸透力の出会いは奇跡のようなものなので、どこでもできるものではないようです。参考にはなってもマネっこはだめ、とあらためて思いました。
枝光本町商店街アイアンシアター
http://otegarugekijou.org/
  


Posted by アートサポートふくおか at 22:52Comments(0)

2011年07月09日

夏の楽しみ

自宅マンションのインターホン付け替え工事のため在宅する必要があり待機していたら、やって来た業者さんは排水管清掃の方。???頼んでないんですけど~と言っても、「全戸回ってますから」とお掃除ガシガシ始めてしまいました。私が自宅にいることなぞ珍しいんですよ、いきなり来て不在だったらどーすんだと憤っていましたが、ちゃんと階ごとに何日に来るのか決まっていて掲示版に貼りだされていたそうで。知らなんだ。
たまたまインターホン工事の日と同じになっていてホントによかった。あと、給水管工事のため2回断水するんですよね。これも各戸内の工事のため在宅する必要があります。マンションも古くなってくるとメンテが大変。
インターホン工事も終わって、やっと外出できるようになった午後。明日の「芸術文化のまちづくりゼミ」の準備のため、資料のコピーや金融機関巡り。明日は北九州でフィールドワークです。暑いだろうな。
夕刻。食事の準備を済ませて久留米へ。久留米市「学校への芸術家等派遣事業」の打合せ。今年度も動き出しました。アシスタントコーディネーターさんにサブアシスタントさんまで増えて、私がいずれいなくなってもいいように引き継いでもらいます。遺言をいっぱい残そう。

夕方、出かける前につけたテレビで、被災地の仮設住宅そばに開店した仮設スーパーのことを報じていました。激安のお商売をされている社長さんが、被災地支援のため仕入れ値とほぼ同額で10円の水着とか2000円を切る浴衣セットとかを販売していました。日常の衣類だけでなく「夏の楽しみ」をテーマにした品ぞろえ。被災された方が海水浴に行かれるのか? 夏祭りもできないのに浴衣を着るのか? と思いますが、「祭りはできないけど、孫が喜ぶから」と浴衣を買うおばあちゃん、水着を2着も買い込む女性、おかあさんに買ってもらった浴衣セットを抱きしめて笑顔を見せる女の子の姿にホロリとしました。必要なんですよね、「お楽しみ」。  


Posted by アートサポートふくおか at 00:05Comments(0)