2011年05月27日

すごかろうが

午前。直方へ。「芸術文化のまちづくりゼミ」フィールドワークの打合せのため、直方谷尾美術館を訪問。実際にお訪ねしたのは初めてですが、とても雰囲気のいい美術館。玄関を入る前に写メを撮っていたら、オジサンに「今、炭鉱があった時代の写真ばやりようでしょーが」と話しかけられました。市民から提供された昭和の直方の姿を残す写真の展覧会が行われていたのでした。オジサンの話は「どこからきたと? 福岡から! ウチの姉夫婦が東区の美和台に住んどった・・・」と流れさすらい、やっとキッカケをつかんで館内に入ることができました。ところが1時間後、打合せを終えて写真展を拝見しようと展示室に入ったら、「あ、おねーさん!」と声をかけてきたのはさっきのオジサン。ひとしきり写真に見入ったあと、「直方に来てよかったろ? 直方すごかろうが」とおっしゃって去って行かれました。いいお客さんですね。
午後。北九州・枝光へ。もうひとつのフィールドワーク先の枝光本町商店街アイアンシアターへ。自著でもご紹介させていただいているところですが、本当に演劇(人たち)と商店街の関係がおもしろい。今後の展開がどうなるのか、すごく楽しみです。
直方谷尾美術館&枝光本町商店街アイアンシアターの取り組みについて詳しく知りたい方はそれぞれのサイトをご参照くださいまし。でも関係者の生の声が聞きたい方は「芸術文化のまちづくりゼミ」にご参加ください。あと2,3名なら参加受付が可能です。
http://www.as-fuk.com/news/machidukuriseminar2011.html
  


Posted by アートサポートふくおか at 23:20Comments(0)