2009年11月29日

久留米市文化芸術コーディネーター養成講座・企画編

終日、春日。共催のコンサート、主催の吹奏楽クリニックのお手伝いなど。

年末以降は講座の講師を務める機会が多くなります。3年目を迎える久留米市文化芸術コーディネーター養成講座もそのひとつ。今年は「企画編」と銘打って、より実践的内容にしています。なので、あんまりたくさんの受講生が集まると大変なのですが、まったく受講生がいないのも困るので、宣伝。下記にチラシがUPされています。年明け早々から約1カ月、土曜日に開講。4月に石橋文化センターで実施する子ども向けイベントの提案をしていただきます。選ばれた企画は受講生全員で実際に運営。キビシイけど、オモシロイですよ。あなたもいかが?
http://www.ishibashi-bunka.jp/event/2009/coordinator/coordinator.html

  


Posted by アートサポートふくおか at 21:13Comments(0)コーディネーター

2009年11月28日

汲めども尽きぬ

北九州芸術劇場が市民センターに出張っていく「エンゲキで私イキイキ、地域イキイキ」のひとこまを見に、枝光へ。この事業は全国から講師を公募した点がユニーク。本日は、埼玉県富士見市の市民文化会館きらり☆ふじみにレジデントしている劇団、東京デスロックの多田淳之介さん講師。枝光北地区では、地域住民の方による「健康劇」なるものが行われているとか。地域の重鎮?たちが「水戸黄門」を上演しているそうです。今日は、黄門さまも悪代官も、悪代官の奥さんもワークショップにご参加。高齢化率の高い集団に高校生も混じった、ビミョーなメンバーでした。「枝光といえば・・・」と講師に投げかけられると、「ここには昔、工場があって・・・」と、高齢の方の汲めども尽きぬ話が始まり、「若い娘さんと話ができてうれしい」と止まらぬ勢い。私は途中で博多に戻らないといけなかったので、その顛末がどうなったのかわからないままです。誰か教えて。
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/entry/2009/2009ikiiki.html#20091128
  


Posted by アートサポートふくおか at 21:38Comments(0)アートと地域

2009年11月27日

交通整理

午前、自宅で事務作業。あっというまに月末、年末です。原稿書きや来週以降の講座の資料づくり、そしてニューズレター発送準備。発送完了!
午後は所用で税務署などを回りました。夕方、ぎりぎりにケンビに駆け込み、大原美術館コレクション展「名画に恋して」を見ました。平日なのにお客様多数。階段が「上り」「下り」と仕切られているのを見てびっくり。交通整理が必要なほどの入場者が来ているのですか! あの老朽化した建物にそんなに人を入れたら、階段、落ちませんかね? 
展覧会は29日までです。  


Posted by アートサポートふくおか at 20:52Comments(0)

2009年11月27日

ニューズレターVol.2完成

あ、日付が変わってしまいました。26日は午前、新宮町の小学校で芸術体験講座。邦楽の「西流(ウエストカレント)」さんとご一緒。5年生対象で、担任の先生は音楽に堪能な方。なので、いろいろと画策し、先生のオカリナと尺八の共演をしていただきました。先生、お上手! 子どもたちにとって印象深い授業になったのではないでしょうか。
午後、実家の様子をダッシュで見に行ったあと、もろもろの用事を片付け、○ンコーズでニューズレターの印刷作業。第2号の完成です。協力会員の皆様、間もなくお届けできます。
夜は、紺屋2023のお部屋をお借りしてアートサポーターズネットワークのみーちんぐ。みんな各分野のプロですから、一緒に何かしようったって、簡単にはいきません。そこがおもしろかったりして。でも、来年のことはそろそろ決めないと。

夜中に帰宅し、ダンナの出張土産・マンゴープリンを長女を食しました。長女はおもむろに携帯を取り出し、ダイエット中のお友達にプリンの写真を送っていました。ご丁寧に、「食べる前」「ひとくちすくって・・・」「ごちそうさま」の3枚組。悪魔の笑みを浮かべる長女。誰に似たのか・・・。  


Posted by アートサポートふくおか at 01:24Comments(0)

2009年11月25日

ステキなうるさいオヤジ

久留米市の芸術家派遣事業で、小学校の能楽体験。福岡市能楽協議会の先生方とご一緒。鑑賞と体験を組み合わせたプログラムは、ほぼ完成品なので文句なし。今日の子どもたちは、真面目だけれど、なんだか大人しくて「熱」を感じない子たちだな、と思っていたら、授業の最後で能楽師の方々から「舞台は真剣なんだよ。扇子は昔、本当の刀だったし、間違ったら切腹、という世界。本気でやらなくてはだめなんだ」と熱いメッセージがバンバン飛びました。なんてうるさいオヤジたち。ステキでした。

午後は春日でケーブルテレビの番組撮影など。人財づくり講座で「実施」に選ばれた企画の提案者が、講師をお願いする方に連絡をとって、会っていただく約束をとりつけたようです。こういう電話をするのもドキドキですよね。できるだけ多くの受講生が一緒にお会いしに行けるよう、これから日程調整です。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:47Comments(0)子どもの芸術体験

2009年11月24日

出ました、インフル

終日、春日。ですが、明日実施予定だった芸術体験講座の実施校が新型インフルエンザで休校を検討中、という連絡があり、バタバタしました。ほかにも連休明けを待って電話しようと思っていたところがいくつもあったので、しょっちゅう席を立って廊下でケータイ。本日の電話回数は無数でした。
ついに出ました、インフルによる実施延期。これ以上、増えないといいのですが。
明日は、もう1校、久留米の芸術家派遣もあります。こちらはインフルエンザの影響は大丈夫なようす。うまくいきますように。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:53Comments(0)

2009年11月23日

団結

春日の人財づくり講座、企画審査会。5件のプレゼンから「実施」1件と「次点」1件を選出。プレゼンをする受講生だけでなく、審査員を務めてもらった職員さんたちも緊張するなか、時間どおりに進行。すばらしい! 時間どおりにできなかったのは、私たち事務局の採点集計作業だけ。えへ。
皆さん、企画書もプレゼンも練ってこられてました。そんななかで、小中学生落語体験の実施が決まりました。
受講生の全員で1つの企画をつくるのでなく、各自の企画から1つを選ぶ、というやり方に抵抗があった方もおられたかもしれません。でも、自分の企画を自分で形にする経験をぜひ今後に生かしてほしいのです。ここまでは、誰かの企画が選ばれ、誰かのは選ばれないという、仲間でありライバルでもある関係でしたが、ここからは「落語」企画がみーんなの企画。団結力のある受講生の皆さん、これからが大変ですが、期待してます。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:06Comments(1)コーディネーター

2009年11月22日

明日、プレゼン

あっ。世の中は連休なんですね。なんか空気がヘラヘラしています。
本日は終日春日。人財づくり講座第6講。いよいよ明日は企画審査会なので、受講生の皆さんは真剣に、でも楽しくプレゼンの練習をしました。皆さん、すごくいいです。その調子。緊張されていますが、審査員になる職員さんたちも緊張しているので、相手の緊張ぶりを観察するくらいの気持ちでいきましょう。

大事な原稿が1篇、どっかに行きました。PCにデータが保存されているはずなのに、検索しても出てこない。ショック。コンサートのレポート、情報誌2分の1ページ分。比較的少ない分量ですが、同じ原稿を2度は書けません。終わった直後の感覚で書いたので。ああ、悔しい!  


Posted by アートサポートふくおか at 22:02Comments(0)

2009年11月21日

発送作業中

昼過ぎまで春日でもろもろの事務作業。
夕刻は「あすみん」で大学院生の方のヒアリングを受け、夜は原稿作成にいそしんでいます。今からニュ-ズレターの発送準備。夜なべ作業は自分の都合でできるからいいんですが、印刷をしに行く時間がなくて、発行が少し遅くなります。○ンコーズに行けるのは来週も後半でしょうか。協力会員の皆様、しばらくお待ちを。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:20Comments(0)

2009年11月20日

メリハリ

午前、大牟田市の中学校で芸術体験講座。ゴスペルのF.C.G.Cさんとご一緒。機材トラブルでリハーサルの時間が足りなくなり、生徒さんたちに入場してもらうのも遅れてしまいました。一番ご迷惑をおかけしたのは校長先生。ギターで共演していただくお願いをしていたのに、合わせることができたのは1,2回だけ。ぶっつけ本番に近い状況になってしまいました。きちんと練習して本番に臨まれれば実力を遺憾なく発揮していただけるのでしょうが、これではあまりにも申し訳ない・・・と思っていたら、なんと、ステージではバッチリこなしてしまわれました。すごーい。会議のために出張されるご予定がおありで、休憩時間には退出されましたが、生徒たちから「センセ、ブラボー」と声を掛けられていました。
中学校でのゴスペルの授業は私にとって初めての経験。小学生と違って難しいお年頃だし、どうなるのか・・・と思っていましたが、異様な盛り上がりにビックリ。タレント性の強いアーティストさんだから、なおさらでしょうが、並んでいた位置からどんどんステージに向かって押し寄せてくるわ、黄色や茶色?の歓声は飛ぶわ、コンサート会場のようでした。ピアニストの方がマイクを握って叫んだ「お前らが、好きだー!」という言葉に「うぉーっ!!!!」という大音声が沸き起こる、コーフンの授業でした。かと思えば、終了後は担当の先生の「ハイ、整列」の一言ですーっと元の位置に戻って静まったので2度ビックリ。メリハリのきいた、いい生徒さんたち。
学校の体育館は極寒の地。メモをとる手が震え、足は急性シモヤケでぷーっと腫れていましたが、ハートはあったまりましたよ。

午後、福岡県公立文化施設協議会の研修会で大野城まどかぴあへ。遅れて入ったので前半はほとんど聞けませんでしたが、お目当ては後半の「小郡音楽祭」の事例報告。18回も続く官民協働による音楽祭です。オリジナルで制作された創作ミュージカル「ハードル」が話題になっていて、12月には博多座公演もあるそうです。音楽家の方がけん引してこられた催しのようですが、「公金を使って実施するからには、音楽好きだけの世界ではいけない。未来に何を残せるか、教育やまちづくりを考えないと」という言葉に共感しました。
http://ogr-musicfest.main.jp/
  


Posted by アートサポートふくおか at 22:37Comments(0)

2009年11月19日

アドリブ

福岡市内の小学校で芸術体験講座。ジャズダンスの「シン・ダンシング・ブリーズ」さんとご一緒。12月6日に発表会を控えておられるなか、準備が大変だったのではないかと思います。今回は対象の6年生が4クラスと人数が多いので、午前・午後2時限ずつの2回実施。オツカレサマデシタ。けっこう難しい振りつけ、しかもアドリブを自分たちで考えるというプログラムですが、「だいじょぶか?」という心配をよそに、けっきょくは子どもたち、やってくれました。えらい! オババは見ているだけで疲れましたが、担任の先生方は一緒になって踊っておられました。先生もえらい! 午後のクラス、グループごとにアドリブを考えてみんなの前で発表しあう時間になったら、午前の授業だったクラスの子たちが見学にやってきたのでビックリ。打合せにはなかったのですが、先生方も「見たい!」と授業を切り上げて来てくれたそうです。そして、午後のクラスの発表を見終わったあとは、「午前のクラスも見せて!」という声があがって、お互いに見せ合いっこ。ノリのいい先生たちとご一緒できると、こんな経験もできるんですね。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:04Comments(0)子どもの芸術体験

2009年11月18日

ニューズレター第2号

さぶいですね。本日、終日、春日。足先が冷たかったです。
夜なべ作業でニューズレターの第2号がほぼ完成。今回の特集は「文化ボランティア」。先日の「ふくおか文化ボランティア・フォーラム」での講演をもとに書き起こしました。ほかに、このブログでは控えめにしていることをガッツリ書いてしまう「古賀弥生のアートマネジメントな日々 Part.2」や、私が呼んでいる本をご紹介する「つんどく? 読んどく?」など。ニューズレターはアートサポートふくおかの協力会員様の特典なので、ご購読なさりたい方は恐れ入りますが、ご入会をお願いします。年会費3000円でニューズレターを4号お届け。ほかにMLでの情報提供や、セミナーなどの参加費を割引する、こともある、などのサービス(?)もございます。
なお、第2号はこれから印刷、発送の準備を行いますので、お手元に届くのは月末か12月初めになります。ちょいとお待ちを。

ご入会手続きは以下のとおりです。
★郵便振替で下記の口座に年会費3000円をご入金ください。振替用紙には、通信欄に「協力会員」の記載とご住所、お名前、お電話番号、メールアドレス(お持ちの方)を必ずご記入ください。なお、恐れ入りますが、振替手数料はご負担くださいますようお願い申し上げます。ご入金時点以降に発行するニューズレターから4号分を送付させていただきます。
  口座番号 01770-5-102127
  口座名称 アートサポートふくおか
  


Posted by アートサポートふくおか at 23:51Comments(0)

2009年11月17日

つくって安心

午前。中洲の映画館へ。最近広がってきた、演劇を映画で、という流れの1つ、ソニー系で制作された劇団キャラメルボックス「君の心臓の鼓動が聞こえる場所」に行ってきました。ご案内をいただいていたので、福岡での上映が終わる20日までになんとか行かなくちゃ、と時間をやりくりしました。場面によっては生の舞台より迫力があるかも(なんせ、アップもできるので)。同じ映画館でシネマカブキなども継続して上映されている様子。でも、まだお客さんは少ないです。定着するといいですね。
午後、NPO法人ふくおかNPOセンターの「協働対策ゼミ」へ。全国各地で実施された協働環境調査の結果などをうかがいました。協働が自治体のキー概念になって10年近く。仕組みはつくられたけれど、つくって安心、そこで止まるという、行政のいつものパターンが見えるような気がします。注視し続けねば。
さ、がんばって文部科学省の事業仕分け対象事業への意見を書き込みましょう。児童演劇の巡演等は予算要求どおりだそうです。「子どもに夢を与える事業は継続しなくては」だそうですよ。「廃止」とされた基金も同じような趣旨で運用されていたはずですけどね。今週に入って、お役所の説明が上手になり、一方、仕分け人のトーンは落ち着いた感があります。先週の仕分け結果はなんだったんでしょうね。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:34Comments(0)

2009年11月17日

文部科学省の意見募集

ムカツク事業仕分け、文部科学省では仕分けの対象事業に関する意見を募集しています。「有識者」である仕分け人の意見だけでなく、広く国民の意見を募って財務省に対抗するのでしょうか。ガンバレ、文部科学省! 難しいかもしれないけれど・・・。
http://www.mext.go.jp/a_menu/kaikei/sassin/1286925.htm
12月15日までと書いてありますが、実際には11月19日の行政刷新本会議に提出する必要があるらしいと聞きました。急いで!

午前、某新聞社事業担当部署の方にヒアリング。メセナに関する著書の件で。新聞社事業部の役割を再認識しました。地域のさまざまなアクターの結節点なのですね。ネットワーカーのポジションにあることを知って納得。
午後、宗像市で文化振興ビジョン策定に向けての起草部会。市民各層の代表である審議会委員に、ビジョン策定作業にどう参画してもらうか、知恵を絞りました。国があんなことなら、地方はどうすべきか。少なくとも、仕分け人の論理で地方都市の財政担当部署までが事業をぶった切ることがないように、ビジョン策定も心してかからねば。  


Posted by アートサポートふくおか at 00:32Comments(1)

2009年11月15日

責任

MLにも書いたのですが、行政刷新会議の事業仕分け。文部科学省関係を担当する第3会場の各事業に対する評価コメントが掲載されています。
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/h-kekka/3kekka.html

必ずしも芸術支援が必要ない、と言われているわけではないと思うのですが、「国のやるべきことではない」「地方に任せるべき」「学校がやればよい」というコメントの多さ、フシギです。地方自治体や学校に財源が来るわけじゃないんでしょ。そもそも自治体や学校は手が足りてますか? 民間頼みですか? その民間は同種の事業を的確に担えるほど育っていますか?自治体・地域間の格差は心配ないのですか?・・・

仕分けの顛末がどうなろうと、私は私にできることを粛々とやっていくしかありません。幸か不幸か、アートサポートふくおかは国の助成金等に直接影響される部分はほとんどないし。
国がこういうことになるのなら、この時代、地方はどうあるべきなのか、それをしっかり考えて発言できるようになろうと思います。
  


Posted by アートサポートふくおか at 21:39Comments(1)文化政策

2009年11月13日

ふくおか文化ボランティアフォーラム2009

「ふくおか文化ボランティアフォーラム2009」で基調講演と事例報告の講評を担当させていただきました。福岡県では初めての文化ボランティアの集まり。想像以上におもしろかったです。街巡り系(観光ボラ)、文化ホール系、博物館系、文庫活動系、そして文化ボランティアから地域文化コーディネーターへと歩みを進めている文化のまちづくり系の5つの事例報告。文化ボランティアのカテゴリーはこれだけではないでしょうが、初回のラインナップとしては、よく集まっていただいたのではないでしょうか? 主催団体のとびうめの会さんが「戸別訪問」までしてがんばられたおかげで、参加者の集まりも上々だったと思います。
今後は、さらに交流の場を設けたり、分野ごとに議論を深めるなどできるといいですね。関係者のみなさま、お疲れさまでした。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:11Comments(0)アートと地域

2009年11月12日

仕分け

小呂島に行く予定がなくなったので、終日事務作業。はかどりました。よかった。

それにしても気になって仕方がないのが、あの「仕分け」。文化関連の予算もかなり「廃止」や「見直し」になっています。これまで手がつけられなかったムダをなくすには、少々荒っぽいやり方でも仕方ないのかもしれませんが・・・。財務省がリストアップした事業もとになって仕分け対象が決まったようですね。なぜ、この事業が俎上にのぼるのか、解せないものもあります。また、担当の役人の方がうまく説明できなかったら「廃止」「見直し」になってるんではないかという気がしています。成果の検証ができていないのは確かにダメです。でも、現にその制度や組織やお金のおかげで活動を進め、社会のなかでなにがしかの貢献をしてきた人たちがいるはずなのに。事業の意義を検討する場になっているのか、ちょっと疑問です。
夕方の情報番組を見ていたら、ニートを支援する施設の運営者が、今回の「仕分け」で「廃止」とされた制度から補助を受けていて、とても困惑している様子を取材していました。「廃止」の理由は、「利用者が少ない」「費用対効果の問題」とか。でも、ひきこもっている人が多いニートがこの種の施設をどんどん利用するハズはないでしょう。費用対効果というときの「効果」とは、どのように考えるのでしょう? ニートが納税者になることでしょうか? 「ニート→施設入所→晴れて納税者へ」などという単純な話ではなく、たくさんのステップや紆余曲折があるのではないのでしょうか。そのステップを1つ2つ登っただけでも「効果」だと思うのですが、仕分け人の方々はそんなふうに考えてくださったのでしょうか? 担当のお役人はそんな説明をしたのでしょうか?
テレビでは、施設運営団体の方が「ひとことで言えば、現場を知らなさすぎる」と嘆いていましたが、同感です。
でも、街頭インタビューでは「ムダをどんどんなくしてほしい」「今までできなかったことをしてくれて、気持ちいい」という声が。自分には関係のないこと、なのでしょうね。ちなみに私自身も直接関係ありません。過去に助成を受けた制度が「廃止」になったりしていますが、今、被害をこうむるようなことはまったくないです。でも・・・。おかしい。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:39Comments(1)

2009年11月11日

波高し

明日、小呂小中で芸術体験講座の予定でしたが、波が高いため船が出ない・・・延期になりました。この講座のご担当、E先生は月曜日に島外へ出張されましたが、火曜日から船が出なくなったため戻ることができないそうです。離島の生活では日常茶飯事でしょうが、やっぱり大変。
午前、原稿書き。午後、実家の様子を見に行ったら、まだ午後2時だというのに洗濯物を取り込み、カーテンを閉め始めた父。お天気が悪く外が暗いので1日が終わったと思ったんでしょうか? お布団まで敷いてしまいました。
夕方、筑前町の小学校で芸術体験講座の打合せ。朝倉市や筑前町には何度も呼んでいただいています。教育に手厚い自治体という印象。校舎・設備・備品、どれをとっても立派です。先生方も熱心。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:29Comments(0)

2009年11月11日

楽しいメセナ

某企業さんにメセナ活動に関するヒアリングをさせていただきました。共著を依頼されているメセナとNPOに関する一文にケーススタディを加えるためにお願いしたもの。この企業さんでは「メセナ」という文言は使われないようで、CSRの一環として、本業に密接にかかわる社会貢献活動を行っているとのこと。現代的なメセナの潮流のなかにある典型的な「メセナ」だと思いました。印象的だったのは、お金を出すだけでなくイベント内容に深く関わり、熱意をもって「わがこと」として取り組まれており、しかも「楽しい」とおっしゃったこと。これもまた、とても「今」風なメセナだと感じました。  


Posted by アートサポートふくおか at 00:09Comments(0)

2009年11月10日

KOGA手づくりアートフェア

古賀市で活動しているNPO法人アートもんは、手づくりでさまざまなモノをつくりだすプロ・アマの女性集団。手づくりの活動を通じて地域を元気にしようとがんばっておられます。毎年「100万人のキャンドルナイト」を主催されていますが、もうひとつの大イベント「KOGA手づくりアートフェア」を12月5日(土)6日(日)に実施するそうです。場所は古賀市内、JA糟屋北部プラザ、ふれあい交流センターです。
古賀市で活動をしている作家さんを中心に福岡県内で(山口からも)さまざまな手づくりモノづくりをしているプロ30組が集合、作品の展示・販売・講習を行います。そのほか、食べ物の出店もあるし巨大な竹のオブジェが出現したり、かなり「なんでもアリ」な楽しいイベントになる様子。
アートもんのブログで出店作家のことなどが紹介されています。
http://artmon.at.webry.info/

ぜひのぞきに行ってください。

  


Posted by アートサポートふくおか at 21:34Comments(0)アートと地域