2009年04月22日

リサーチシリーズVol.3刊行

午前・春日。3時間のみの勤務で早退し宗像市へ。市民文化・芸術活動審議会の条例起草部会なのでした。サプライズ人事で部会長になりましたが、ここでの議論は、事務局も委員もざっくばらんに話ができて楽しいものでした。猛スピードで進行しないと間に合わないスケジュールになっていますが、なんとかなる、でしょうか。

MLでも流しましたが、今年1月の文化政策レクチャーでお話をうかがった滋賀県の「しが文化芸術学習支援センター」の事例と、2月にヒアリングを行った「横浜市芸術文化教育プラットフォーム」という、子どもの芸術体験を支える仕組みの先進事例に関する報告書を刊行しました。福岡版の仕組み構築を目指した若干の考察も加えています。
「リサーチシリーズVol.3 官民協働による子どもの芸術体験サポートシステムに関する研究報告書~「しが文化芸術学習
支援センター」に関するレクチャーと「横浜市芸術文化教育プラットフォーム」についてのヒアリングの記録~」
http://www.as-fuk.com/publish/090422.html

滋賀のレクチャーは当日のお話のテープ起こしです。横浜のヒアリングは関係者それぞれへのインタビューをもとに私が執筆して
います。
ハズカシながら定価500円(税込、送料別140円)。購入ご希望の方は、アートサポートふくおかへのメール(office@as-fuk.com)で、「リサーチVol.3購入希望」と記入してお申し込みください。郵便振替用紙を同封してお送りいたします。
送付先の記載をお忘れなく。公費でのご購入などで請求書が必要な場合はメールにお書き添えください。
なお、恐れ入りますが、送料と振込手数料のご負担をお願いしております。なにとぞよろしく・・・。
  


Posted by アートサポートふくおか at 23:37Comments(0)子どもの芸術体験

2009年04月22日

書くこと話すこと

もう夜中すぎです。
昨日、アートサポートふくおかの年次総会を行いました。こじんまりと、まったりと。
型どおりの事業報告・事業計画、収支報告・収支計画を説明し、承認していただいたのですが、活動を始めて8年目、子どもの芸術体験を大きな柱の1つとしてきた方向性を1度見直すことも必要ではないかと、日頃考えていたことをお話ししてみました。NPOで細々と始めた学校への芸術家派遣事業が、行政によるシステムに組み込まれるようになり、一定の先導的役割を果たしてきたという自負があります。どこまで行ってもゴールはないものの、「すべての人が芸術文化を身近に楽しめる環境づくり」のためには、「子ども」以外の対象にも視野を広げるべきではないか、と少し前から考えています。しかし、それが何なのか、自分の中で「必然」と思えるほどのものと出会えていないようです。日々、忙しいなかで、何が実現できて何が足りないのか、振り返ることができずにいます。だから、私自身が「書く」「話す」ということに、今年度は少しチカラを割いてみようと思います。余計にシンドクなることは承知のうえ。それでも必要な作業だと思うので。  


Posted by アートサポートふくおか at 01:49Comments(0)