2008年06月28日

こがっち検定

古賀市文化のまちづくりリーダー会議。06年度の県立美術館移動美術館展でアートボランティアとして集まった市民の方を中心に、文化のまちづくりリーダーとして昨年度から活動を展開中。メンバーの発案と運営によるいくつかのプロジェクトが進行中です。今日はそのなかの2件についてかなり進捗した状況の報告がありました。その1つ「こがっち検定」は、古賀市の歴史・文化その他もろもろに関するクイズのような問題を解くもので、お試し版をみんなでやってみました。私は土地勘がないので、「わー、わかんねー」と思いましたが、ヤマ勘が冴えて20問中7問正解。市職員の方も含めて平均は10点前後かな?ということだったので、まずまずのデキ。市民の方にとってもやさしくはないレベルだった模様です。でも盛り上がりましたから、問題数のストックを増やしてうまく活用してもらえるような仕掛けをすれば、かなりの話題になるでしょう。楽しみ。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:04Comments(0)アートと地域

2008年06月27日

地域創造概論

26日(木)午前、久留米大学経済学部で地域創造概論の講義。オムニバス形式なので私は1コマだけの登板。いつもの地域文化政策論では少ししかふれられなかった創造都市論についてやや詳しく話しました。創造都市論のキモは都市の課題をクリエイティブに解決できるような環境づくりだと思うので、学生にとって身近な地域に関わる創造的な課題解決の事例として昨年から福岡でも販売が始まった、ホームレスだけが販売できる雑誌「ビッグイシュー」と、仙台の障がいがある人ない人みんなでつくる野外音楽祭「とっておきの音楽祭」を紹介しました。どちらも学生の反応は上々。特に「とっておきの音楽祭」は、音楽祭を紹介した映画「オハイエ!」のプロモーションビデオを入手しておいたので、みんな映像に見入っていました。さまざまな障がいや病気を持つ人がイキイキと音楽を楽しみ、聴衆に大きな何かを伝えている姿が映像にはあふれています。感じるところが多かったじゃないかな。
講義のあと、「おもしろかったです」「ぼく演劇をやってるんですけど・・・」「来年、地域文化政策論を受けます」と言いにきてくれる子たちがいてうれしい反響でした。
午後。筑紫野市文化振興計画策定審議会。しんどいまとめの作業に入っていますが、いい議論ができていると思います。ここしばらくは委員も事務局もがんばらなくてはいけません。
夜。午前の講義で学生が書いたレポートの採点作業。100人を超す学生のレポートに目を通すのは大変。でも、私が伝えたかったことをちゃんと捉えている人が多かったので、まあ満足。
27日(金)夜。アートサポーターズネットワークのミーティング。7月5日の「連続講座 アートでつなぐ人とまち」第3講の打合せと田川市美術館学芸員・岩崎美穂さんのお仕事に関する報告。地域に密着した美術館であろうとする学芸員さんの日常的な努力は重要です。きっと徐々に実を結ぶはず。ガンバレ岩崎さーん。  


Posted by アートサポートふくおか at 23:39Comments(0)文化政策

2008年06月23日

授業評価アンケート

久留米大学の講義も終盤にさしかかりました。今日は学生による授業評価アンケートを配って記入してもらったので、学生の反応をざっくりと見ることができました。昨年のアンケートではけっこう高い評価をいただいたものの、逆に学生が自分の受講態度を評価する項目の点数が低くて、なんだか一人相撲? と思ったのですが、今年はそれほどでもない様子。おおむねいい評価をいただいていますが、「この授業を受けてもっと進んだ内容を学習したいと思うか」という項目には辛い点の人が目立ちました。授業だからとりあえず聞くけど、それ以上の行動に結びつけるにはまだまだ、ということでしょうか。来年の課題です。「もっと体験学習したかった」「課外の活動を増やして」という声もあって「そーよね」と思うのですが、週1コマでは現状が限界。通年の講義になるといいのですが。  


Posted by アートサポートふくおか at 16:01Comments(0)

2008年06月19日

九大ホールマネジメントエンジニア養成ユニット

19日、九大ホールマネジメントエンジニア養成ユニットの関係者の方と面談。今年度から始まった大学院レベルの人材養成過程、けっこうたくさんの方が学んでおられるようです。今年度後期の科目履修生の募集や来年度の院生募集情報が公開されています。
http://hme.design.kyushu-u.ac.jp/index.html

午後、いくつかの都市の文化振興計画を見比べながら、意見を求められているところに返信。なかなかじっくり計画案を読むヒマがないので貴重な時間になりました。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:49Comments(0)

2008年06月17日

創造都市比較研究

16日、久留米大での講義のあと、大阪から来られた研究者のKさんによるヒアリングを受けました。Kさんは政治学がご専門。日本で「創造都市」を目指す各都市における官民の関係を比較する研究を構想されて、福岡での調査の下調べとして私に会いに来られました。興味深いテーマですが、学術研究として成立するものになるかどうかやや不安と、率直にお伝えしました。福岡の事情も包み隠さず。研究意欲をそぐ結果にならなければいいのですが。
その後、芸術体験講座のための日程調整でお電話三昧。

17日、春日のアートボランティアのみなさんとともに県美。8月のバスツアー企画の下見です。午後、なぜか続々と会議などの予定を知らせる電話や手紙が・・・。続くときは続きます。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:32Comments(0)

2008年06月15日

劇団海流座エキストラのみなさん

14日夜、突然、インターネットが使えなくなり、アタフタ。以前、NTT西日本のカスタマーサービスに電話して的確なご指示をいただいたことがあったので、今回もワケがわからないままとりあえず電話をかけ続けました。かからないのねーこれが。夜中までみんななにやってるのよ、まったく。私もおんなじだけど。早朝に電話してやっとつながり、ご指示のとおり操作した結果、問題はNTTさん関係ではなくプロバイダ関係であることが判明。あ、どうも。現在はなんとか回復しました。泣きそーでした。
15日、俳優の米倉斉加年さんが旗揚げした劇団海流座の公演に出演するエキストラの方々の自主練習のお手伝い。公募で集まった一般の方たち、中高年の方が多いものの、ノリノリの小学生も、ジュニアドラマセミナー出身の高校生も混じっていて、みなさん楽しげ。7月5日の本番まで何回も自主練習で集まるつもりのようです。そんなに何度もやったら飽きるでしょーに、熱心さがほほえましいです。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:10Comments(0)

2008年06月13日

日程調整

13日の金曜日。髪を切りに美容院へ。縮毛矯正も必要なので半日時間があかないと美容院へは行けません。3ヶ月に1度程度、この時間をつくるのはなかなか大変。途中、アタマから首、肩まで簡単なマッサージをしてくれるのですが、ガチガチに硬くなっているので、自分でできるリンパが流れやすくなるツボのマッサージを教えてくれました。本日最大の収穫。
美容院行きの前後は芸術体験講座実施日をアーティスト、学校双方の間で調整するため電話攻勢。でも本日調整できたのは15校中4校。まだまだです。  


Posted by アートサポートふくおか at 21:29Comments(0)

2008年06月09日

連続講座第2講 終了

8日。「連続講座2008 アートでつなぐ人とまち」第2講。今年度から私たちアートサポーターズネットワークのメンバーも講師役に回ることにしているので、今回は私がアーティスト・イン・スクールの最前線の動きやその背景などをしゃべりました。そして結実企画・大福悟さんによるコミュニケーションワークショップ。「時間があっという間だった」という感想が寄せられ、好感触。
9日。久留米大の講義。中だるみでしょうか。小レポートに書かせている講義内容の要約がいいかげんな人が散見されます。しっかり減点。

私は腕時計を持たず携帯を時計代わりにしているのですが、今日は講義中に何度もブルブル鳴りました。「?」と思っていたら、例の秋葉原の事件で亡くなった方のお一人が仕事でご一緒したことがある方だったことを知らせる電話でした。
戦慄。言葉も無い。  


Posted by アートサポートふくおか at 22:15Comments(0)

2008年06月08日

京都橘大学大学院

7日、日帰りで京都。京都橘大学大学院のゼミと博士課程だけのゼミに顔を出しました。なんの準備もしていなかったのに発表予定者のなかに「古賀」とあるのは、私ですか??? 著書の内容について少しだけしゃべりました。先生方や院生の方からさまざまなツッコミをいただき、「今の私が持ってるネタは全部出したからもう空っぽだもんね」と思っていたのに「次を書かねば」という気持ちが湧いてきました。あまり「論文」にこだわらずに書いてもいいのかな、という気も。卒業して2年経ちますが、一緒に勉強していた仲間が今も仕事と研究を両立させながらがんばっている様子を見ると、奮起しますね。  


Posted by アートサポートふくおか at 00:30Comments(0)

2008年06月06日

百日以上セキ

4日。子どもの芸術文化体験サポートシステムに関する研究会。官民の関係者少数精鋭による集まりですが、上々の滑り出し。早くも協働事業のイメージが出てきました。具体的な事例をつくりつつ、それを支える仕組みを検討していきましょう。
5日。春日、のはずが、長女の発疹で病院へ。原因不明。夕刻のNPO法人ふくおかNPOセンター監査&総会まで、少しゆっくりする時間ができたのでたまっていた資料などに目を通しました。ボランティアやボランティア・コーディネーションに関する文献。文化ボランティア研究の前提としてインプットしておきたい分野です。
今週末から来週にかけてのシャベリ仕事の連続に若干気重。止まらないセキがうらめしい。百日ゼキにしても長い、すでに百日は超えましたぞ。  


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2008年06月03日

ランキング

忙しいという自覚はないのですが、次から次にしなくてはならないことが出てきて追われている感じ? ああ、勉強したいと切実に思います。取り寄せた資料はたくさんあるのに目を通せていない。眠らないと体力が持たない生身の身体がウラメシイ。
1日(日)、春日の仕事でショッピングモールでのコンサート運営。
2日(月)、久留米大学での講義。話が創造都市論や経済の活性化と芸術文化、というところにさしかかると学生の反応がよくなったような気がします。教育や医療・福祉と芸術文化、ではピンと来ないのか・・・。昨年もそうでしたが、博多座・キャナルシティと上川端商店街の関係には注目が集まります。わかりやすいのでしょう。
3日(火)、九州大学出版会から諸連絡。そのなかで紀伊国屋BookWebのランキングで、私の本が同じ領域での1ヶ月間の売上第8位に入っていると教えていただきました。ほう。なんか申し訳ない。

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/reclist.cgi?SPAN=1&NDC=709

  


Posted by アートサポートふくおか at 21:40Comments(0)